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在韓米軍司令官「在韓米軍の規模維持すべき」

ニュース2024-03-21
在韓米軍司令官「在韓米軍の規模維持すべき」

今年11月に行われるアメリカ大統領選挙でトランプ前大統領が当選すれば、韓国に駐留するアメリカ軍の規模が削減される可能性があるとの見方が出ているなか、在韓米軍司令官を兼ねるラカメラ韓米連合軍司令官は、在韓アメリカ軍を現在の規模で維持する必要があるとの認識を示しました。 
 
ラカメラ司令官は現地時間の20日、アメリカ下院の軍事委員会の公聴会に出席し、北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の言動の意図をたずねる議員の質問に対して、「最優先順位は体制の維持にあり、そのために必要な大量破壊兵器を開発する一方、国際社会による制裁の緩和を望んでいる」と答えました。
 
北韓が韓国を攻撃する可能性については、「北韓は、ロシアにウクライナ侵攻で使用する武器を提供する形で、軍事装備をテスト中だ」と答えるにとどめました。
 
そのうえで、北韓が民兵などを動員したゲリラ戦を起こす可能性に備えなければならないと指摘し、「我々は、韓国を守るために、在韓アメリカ軍2万8500人に引き続き投資しなければならない」と強調しました。
 
ラカメラ司令官はまた、中国とロシアで危機が発生した場合、韓半島に第三国が介入する可能性があると指摘し、「韓国は、アメリカが必ず守らなければならない同盟国だ」と強調しました。

[Photo : KBS News]

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