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金正恩委員長  平昌冬季五輪に「代表団派遣の用意」
北韓の金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長は1日、新年にあたってのあいさつで、「2月の平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックに代表団を派遣する用意があり、このため南北当局が会うこともできる」と述べ、南北対話に意欲を示しました。 これは、スーツ姿の金正恩労働党委員長が1日午前、 朝鮮中央テレビが伝えた「新年の辞」の演説の中で述べたものです。 このなかで、金正恩委員長は「平昌オリンピックが成功裏に開催されることを心から願う」と述べるとともに、「代表団の派遣を含めて必要な措置をとる用意があり、このため南北当局がすぐに会うこともできる」として、南北対話に意欲を示しました。 そのうえで、「今年は北韓建国70年、韓国で平昌オリンピック開催という意義深い年だ」として、「凍結状態にある南北関係を改善し民族史に残る意味ある年にしなければならない」と語り、「軍事的緊張状態を和らげ、平和的環境づくりに向けて南北が共同で努力すべきだ」と強調しました。 一方、金委員長はアメリカに対して、「アメリカ本土全域が核攻撃射程圏内にあり、核のボタンが私の机の上にいつもある」と述べ、アメリカ本土を攻撃できる核弾頭を搭載した大陸間弾道ミサイルの実戦配備を示唆しました。
2018-01-01

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CNN「2018年の注目すべきイベント」に平昌冬季五輪
来年2月に開幕する平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックに向けて、世界の関心が高まっています。 アメリカのCNNは、韓国時間の28日、「2018年に期待される18のイベント」を選定し、このなかで、平昌冬季オリンピックを一番先に紹介しています。 CNNは、「来年は、私たちを楽しませてくれる大きなイベントが目白押しだ。4年ごとに行われるオリンピックは、世界を一つにまとめる力を持っており、来年2月に平昌で祭典が繰り広げられる」と紹介しています。 CNNはまた、平昌冬季オリンピックで最も注目すべき見どころとして、ナイジェリアの女子ボブスレーチームの挑戦をあげました。 ナイジェリア女子ボブスレーチームは、ナイジェリア初となる冬季オリンピック出場を決め、世界で話題を呼んでいます。アフリカの国が冬季オリンピックのボブスレーで出場権を獲得したのは今回が初めてです。 ナイジェリア女子ボブスレーチームは、競技用そりを買うお金がなく、木材で練習用そりをつくって練習し、インターネットでの後援金募金などにより、やっとのことで出場権を獲得したことが知られ、注目されました。 過去には、中米のジャマイカの男子ボブスレーチームが88年のカルガリーオリンピックに出場した物語を映画化した「クール・ランニング」が世界でヒットしたこともあり、「ナイジェリア版クールランニング」の3人の挑戦がは注目されています。
2017-12-29

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平昌冬季五輪 サイバー攻撃対応チーム稼動
平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックのサイバー侵害対応チーム(CERT)が、サイバー攻撃に備え、現場の点検に入りました。 科学技術情報通信部が28日に発表したところによりますと、侵害対応チームに参加する関連機関の関係者は、この日、平昌の主な会場を訪れ、対応状況を点検しました。関連機関がともに現場の点検に出たのは、今回が初めてです。 対応チームの関係者は、非常事態に備え、各部署別の業務を調整し、オリンピック開幕までに必要な保安措置を確認しました。 平昌オリンピック・サイバー侵害対応チームは、今月の1日から本格的な活動を始めました。 このチームには、平昌オリンピック組織委員会、科学技術情報通信部、文化体育観光部、国家情報院、国防部、警察庁などの政府機関と、民間保安業者の関係者など、計700人あまりが参加しています。 対応チームは、海外からのサイバー攻撃にも対応するために、国際コンピューター侵害事故対応協議会(FIRST)、アジア太平洋侵害事故対応チーム(APCERT)など、海外の関連機関と国際的な協力体制を構築し、情報を共有しています。
2017-12-29

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「テロ危険人物」17人を国外退去
政府が、平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックの安全を脅かす可能性が高いとして、外国人17人を国外退去させたことがわかりました。 ソウル新聞が25日、政府関係者の話として伝えたものです。 それによりますと、政府は、テロ防止対策として、アメリカ、日本、中国、ロシア、フランスなど50か国の情報機関と共同で「情報協力センター」を設置しており、韓国に滞在している外国人のうち、「テロ防止法」でテロ組織としてあげている団体や、各国の情報機関がテロ組織として注目している団体のメンバー合わせて17人を強制的に出国させたということです。 政府関係者は、「平昌冬季オリンピックは、世界各国からの選手と応援団が参加するため、テロ防止には万全を期している。テロの危険性がある外国人について、入国段階から徹底した調査を行っている」としています。 各国の情報機関は、オリンピック期間中、韓国に情報要員を派遣し、自国の選手と応援団の安全を図る動きをみせており、一部の国は、韓国政府に対し、自国の選手と応援団の安全保障に向けた措置を取るよう求めています。
2017-12-26

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平昌五輪の入場券販売率61%に 
2018年平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックの開幕がおよそ1か月後に迫るなか、大会入場券の販売率が60%を超えました。 組織委員会が24日に明らかにしたところによりますと、21日の時点で、平昌冬季オリンピックの入場券が、目標としていた107万枚のうち65万5000枚が売れ、販売率は61%となったということです。 来年2月9日に行われる開会式の入場券の販売率は67%となっています。 また、パラリンピックの入場券販売率は37%だということです。 組織委員会は、先月1日にスタートした聖火リレーが全国をまわり、累計の参加者数が80万人に達したことや、文在寅(ムン・ジェイン)大統領をはじめ広報大使らの活躍、大会ライセンス商品の人気などにより、大会開幕が近づくにつれて国民の関心が高まっているためと分析しています。 また、高速鉄道KTXの開通により宿泊問題が緩和されたことも背景にあるとみています。
2017-12-26

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平昌冬季五輪のスケート 27か国・地域の出場と過去最多
来年2月の平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックのスピードスケートに27か国・地域の選手が出場することになり、これまででもっとも多い国や地域が出場することになりました。 国際スケート連盟が25日、発表したところによりますと、平昌冬季オリンピックのスピードスケートへの出場権を獲得した国は、合わせて27か国・地域で、これまででもっとも多かった1998年の長野大会より2か国・地域が多いということです。 コロンビアと台湾は、初めてスピードスケートに出場し、エストニアは1936年以来82年ぶりの出場となります。 また、オランダとカナダは、それぞれ10人ずつと、スピードスケートへの出場選手がもっとも多く、韓国からは、男子8人、女子7人の選手が出場します。
2017-12-26

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フィギュアスケート
フィギュアスケートは1908年のロンドンオリンピックで正式種目に採択されました。 そして1924年の第1回フランスシャモニー冬季オリンピックから冬季オリンピックの種目となりました。 現在では冬季オリンピックで最も人気のある種目となっています。 音楽に合わせて選手たちは氷上を滑走し、多様な動作で技術の正確さと美しさを競います。男女のシングルとアイスダンス、ペア、団体戦があります。 韓国のフィギュアスケートの歴史はキム・ヨナ選手以前と以後に分けられるといわれています。キム・ヨナ選手とともに2010年のバンクーバーオリンピックに出場し、13位という成績だったKBSフィギュア解説委員のグァク・ミンジョンさん。 グァクさんにキム・ヨナ選手以後の韓国フィギュアを担う選手を紹介していただきました。 キム・ヨナ選手が引退し、その後に誰が続くのか、そんな質問を多くの方から受けます。私が注目しているのは女性ではチェ・ダビン選手、キム・ ナヒョン選手、パク・ソヨン選手で、男性ではチャ・ジュンファン選手が最も注目されます。 彼らキム・ヨナキッズと呼ばれる選手たちがどれほどの可能性があるのか、メダルが重要なのではなく今後、どれだけ育っていくかが大切なので可能性を見守りたいと思います。 平昌オリンピックの出場選手、まだ完全に決まったわけではありません。 キム・ヨナキッズの中でチェ・ダビン選手は3月に行われた世界選手権で10位に入賞し、韓国女子シングルに開催国枠以外の2枚目の出場チケットをもたらしました。 そして7月に行われた国内での1回目の選抜戦では181.79を記録して圧倒的な実力で1位となり、12月に行われた2度目の選抜戦でも1位を占め、平昌行きは確実だといわれています。 また男子は1枚の出場権をめぐり現在はイ・ジュニョン選手とチャ・ジュンファン選手が争っています。 韓国選手のメダル獲得の可能性はどうでしょう。 現実的に見た時に西洋の選手、ロシアの選手たちの壁が高いといえます。 韓国としては2人の女子選手が出場するということ自体に意味があるといえ、万一10位以内に入賞できればそれは奇跡だと言えます。 しかし氷の上で競う氷上種目はどうなるか分かりません。 誰も予測できない種目なのでそれで余計にスリルがあります。オリンピックの間は選手も観客もお祭りだと思って選手と韓国国民が心を合わせれば奇跡も夢ではないでしょう。 今月10日の国際氷上競技連盟の発表によれば、韓国は合計1397点で、全部で10カ国が出場する平昌オリンピックの団体戦(チームイベント)にも出場が決まりました。 これで韓国は開催国としてフィギュアは全種目に出場できるようになりました。 またオリンピックでは韓国選手だけではなく、世界のトップクラスの選手たちの活躍も注目されます。フィギュアで特に注目されるのは男女シングルの世界第1位、日本の羽生結弦選手、そしてロシアのエフゲニア・メドベージェワ選手です。 羽生選手は右足首の負傷をオリンピックまでにどれだけ回復できるかが、そしてメドベージュワ選手はロシアのオリンピック不参加が決まった状況で、個人資格で参加するのかが、それぞれ注目されています。 また2022年の北京冬季オリンピックを視野に入れたジュニア選手の活躍にも期待がもてます。 ジュニア選手たち、年齢制限がありピョンチャンオリンピックには出場できませんが、2022年の北京オリンピックには期待できるでしょう。 今の小学生、中学生の選手たちは非常に技術も向上しており、世界大会で上位に入賞している選手もいます。 もう少し待てば北京やその次のオリンピックでは良い成績を期待できると思います。 平昌オリンピックに出場するフェイギュアの韓国代表選手の選抜は来年1月に行われる3回目の選抜戦の成績まで合わせて決定されます。 オリンピックの花と言われるフィギュアスケート、キム・ヨナ選手に続くのは誰か、注目されます。
2017-12-25

平昌冬季五輪便り

平昌五輪フィギュア男子 日本代表に羽生選手ら3人
平昌オリンピックのフィギュアスケートに出場する日本の男子代表に、世界ランキング1位の羽生結弦選手など3人が選ばれました。 日本スケート連盟は25日、平昌オリンピックのフィギュアスケートに出場する代表を発表し、男子代表3枠に宇野昌磨、田中刑事、羽生結弦の各選手が選ばれました。 2014年ソチ冬季オリンピック金メダルの羽生結弦選手は、右足首のけがからの回復が遅れ、平昌オリンピックの代表最終選考会を兼ねた全日本選手権大会を欠場しましたが、世界ランキング1位などの実績があり、選考基準で代表に選ばれました。
2017-12-25

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ソウル‐江陵KTXが運行開始 約1時間40分
ソウルと江陵(カンヌン)をつなぐKTXが22日に運行を開始し、ソウル駅から江陵までおよそ1時間40分で行けるようになりました。 ソウルから出発したKTXは、既存の京義線・中央線などの路線を通り、原州(ウォンジュ)から江陵までは、今回新設された京江線の路線を利用します。 運行回数は、片道で平日18回、週末26回で、江陵までの所要時間は、ソウル駅から114分、 清凉里駅からは86分かかります。 これまでは、清凉里駅からムグンファ号でおよそ6時間、江南から高速バスでおよそ3時間かかていたことに比べると、ソウルと江陵を行き来する移動時間が大幅に短縮されることになります。 さらに、冬季オリンピック期間の2月9日から25日までと、パラリンピック期間の3月9日から18日までは、運行回数を増やし、オリンピックをサポートするということです。  
2017-12-22

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韓国選手団 来年2月8日に選手村に入村
平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックに出場する韓国代表選手団は来年2月8日、江原道(カンウォンド)平昌にある選手村に入村します。 現在まで大会への出場権を獲得した韓国代表選手は、4種目合わせて95人で、スピードスケート15人、ショートトラック10人、フィギュアスケート5人のスケート計30人、男女アイスホッケー48人、カーリング12人、バイアスロン5人となっています。 大韓体育会は、当初、7種目130人の選手を大会に出場させる目標を掲げていましたが、これを上回る150人が出場するとみられます。
2017-12-21

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