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平昌冬季五輪 在留期間30日延長
韓国法務部は、平昌冬季オリンピックを観覧するために韓国を訪れる外国人旅行者の在留許可期間を30日間延長することを決めました。 短期ビザやビザ免除で韓国に入国した外国人旅行者は90日間韓国に在留できますが、競技の入場券などを添付して許可延長を申請すれば、在留期間が30日間延長され、120日間韓国に在留できます。 平昌冬季オリンピックを観覧するために韓国を訪れる外国人旅行者の便宜を図るためで、法務部の関係者は、国内の観光の活性化につなげたいとしています。
2018-01-08

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五輪フィギュア チャ・ジュンファン出場へ
フィギュアスケート男子シングルの平昌冬季オリンピック出場権をかけたコリア・フィギュアスケート・チャンピオンシップが7日、ソウルの木洞アイスリンクで開かれ、チャ・ジュンファン(17)が出場権を獲得しました。 チャ・ジュンファンはこの日、フリースケーティングで168.60点を獲得、前日のショートプログラム84.05点を合わせて、総合252.65点で1位になりました。 前の2大会の点数の合計が684.23点となり、最終的に出場権を獲得したものです。 韓国はフィギュアスケート男子シングルの出場枠は一つで、チャ・ジュンファンは唯一出場します。 女子はチェ・ダビンとキム・ハヌルがすでに出場を決めています。
2018-01-08

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北韓 フィギア・ペア選手派遣を示唆
北韓の張雄(チャン・ウン)IOC=国際オリンピック委員会委員が平昌(ピョンチャン)オリンピックに北韓選手を派遣する考えを示しました。 張雄氏は、6日中国北京に到着し空港で報道陣に対して、出場枠を獲得しながら出場意思を表明していなかったフィギュアスケートのペアで北韓選手が「参加することになるだろう」と述べ、平昌オリンピックへの選手派遣に前向きな姿勢を示しました。 張雄氏は、このあとIOC本部のあるスイス・ローザンヌに向かい、オリンピック参加をめぐって協議を進めるものとみられています。 北韓の金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長は1日、新年の辞で、平昌オリンピックに代表団を派遣する用意があると表明しており、これに向けて話し合う南北高官級会談が9日に板門店で開かれます。 平昌オリンピックの出場枠を獲得した北韓のフィギュアスケートペア、リョム・テオク、キム・ジュシク組は、ISU=国際スケート連盟に対し、期限までに出場の意思を示さず、自力での出場を断念しましたが、IOCは北韓にワイルドカードを与えることも検討しているとされ、今後の行方に関心が集まっています。
2018-01-06

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米、イバンカ大統領補佐官らを派遣か 平昌五輪
来月開かれる平昌(ピョンチャン)オリンピックに、アメリカは、トランプ大統領の長女、イバンカ大統領補佐官とペンス副大統領を派遣する案を検討しているもようです。 ロイター通信が4日、アメリカ政府当局者の話として伝えました。 それによりますと、アメリカは平昌オリンピックへのアメリカ代表団として、トランプ大統領の長女、イバンカ大統領補佐官とペンス副大統領の派遣を検討しており、今後の政治日程を総合的に判断したうえで公式発表する計画だと述べたということです。 トランプ大統領は4日夜、文大統領と行った電話会談で、オリンピック期間中に、韓米合同軍事演習を見送ることで合意し、家族を含む高官級の代表団を派遣する立場を示しています。 平昌オリンピックに、北韓が、金正恩労働党委員長の妹の金与正(キム・ヨジョン)労働党政治局員候補や、序列2位の崔竜海(チェ・リョンヘ)党中央委員会副委員長を派遣する場合、アメリカと北韓のトップの家族同士、または政府高官同士が間接的に会うことも可能とみられ、関心が寄せられています。
2018-01-06

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青瓦台 「南北会談、平昌五輪参加が最優先議題」
大統領府青瓦台は5日、板門店で9日に開催される見通しとなった南北高官級会談について、北韓の平昌(ピョンチャン)オリンピックへの参加が最優先議題になるとの考えを示しました。 青瓦台の高官は5日、記者らに対し、南北高官級会談の議題について、「平昌冬季オリンピックへの北韓の参加問題が最も重要だ。そのほかについても会話の余地は開かれているが、どのように進むか判断するのは早い」と述べ、平昌冬季オリンピックへの北韓の参加を最優先議題とする方針を強調しました。 そのうえで、「離散家族再会、南北軍事会談など、以前、韓国側が提案した議題があるが、そういったものについて実際に議論し、合意できるかはまだわからない」と述べました。 来月のソルナル、旧正月に合わせた離散家族再会の実現可能性については、「現実的に準備することが多い。今回の南北会談で合意にこぎつけるかどうかも断定できない」としています。 一方、北韓が平昌冬季オリンピックに代表団を派遣する場合、韓国政府が滞在費用や移動手段の支援など財政的な支援をすれば国際社会の北韓制裁に反しないかという質問に対しては、「アメリカを含む国際社会で制裁違反などの論争が起きないようにするというのが、政府の基本的な立場」と答えました。
2018-01-05

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北韓 平昌冬季パラ・ノルディックに参加の見込み
北韓が2018年平昌冬季オリンピックに参加する可能性が高くなっているなか、障害者の冬季オリンピックである平昌冬季パラリンピックには、ノルディックスキーに2人の選手を派遣する可能性が高いとされています 。 北韓の障害者スポーツを支援するアメリカの民間団体キンズラー財団のシン・ヨンスン代表は、4日、「現在、北韓の障害者ノルディックスキー選手のマ・ユチョル(27)とキム・ジョンヒョン(18)が練習をしている。北韓が平昌パラリンピックに参加する場合、この2人が選手団になる」と明らかにしました。 二人は、21日から28日までドイツで開かれる2017-2018ワールドパラノルディックスキーワールドカップにも出場します。 この大会に出場した場合、国際パラリンピック委員会(IPC)へ選手として登録し、平昌パラリンピックにワイルドカードによる出場資格を得る見通しです。 北韓の参加が実現すれば、北韓にとって初めての冬季パラリンピックへの参加になります。 シン代表は、「金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長が、新年のあいさつで平昌オリンピックへに参加する意思を示しているだけに、平昌パラリンピックにも選手団を派遣する可能性が高いと見られる」と述べました。  
2018-01-05

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ホワイトハウス 「冬季五輪中の軍事演習見送りで合意」
アメリカ・ホワイトハウスは現地時間の4日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領とトランプ大統領との電話会談で、平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックの期間中は、平昌オリンピックの安全な開催に専念するため、合同軍事演習を行わないことで合意したと発表しました。 そのうえで、過去の失敗を繰り返さないために、引き続き北韓に対し最大の圧力をかけていく方針を確認したと述べました。 これに関連し、アメリカのマティス国防長官は4日、記者らに対し、平昌冬季オリンピック期間中に韓米合同軍事演習を行わないことで韓米首脳が合意したことについて、3月18日に平昌パラリンピックが閉会したあとに演習を実施することを明らかにしました。 これより先に、トランプ大統領はツイッターに「対話は良いことだ」と投稿し、南北会談実現に向けた動きを歓迎する姿勢を示しました。 また、「もし、わたしが断固とした強力な姿勢で全ての『力』を北韓に投じる意思を持っていなかったら、南北間で現在、対話が行われるのを誰が本気で信じるだろうか」と書き込み、アメリカによる圧力強化が南北対話に道を開いたとの考えを示しました。 アメリカの多くのメディアは、南北対話を前向きに評価しながらも、北韓が韓米間の協調を弱体化させようと試みる可能性や過度な要求をしてくる可能性に備えるべきと指摘し、引き続き強固な韓米同盟を維持していくことの重要性を強調しています。
2018-01-05

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韓米首脳 「平昌五輪期間中に合同軍事演習実施せず」
韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領 とアメリカのトランプ大統領が、4日、電話会談を行い、平昌冬季オリンピック期間中には、韓米合同軍事演習を行わないことで合意しました。 大統領府青瓦台で広報を担当する尹永燦(ユン・ヨンチャン)国民疎通首席秘書官が明らかにしたところによりますと、両国の首脳は、4日午後10時からおよそ30分間、平昌冬季オリンピックをきっかけに雰囲気が高まっている南北対話について話し合い、平昌冬季オリンピック期間中には、韓米合同軍事演習を行わないことにしたということです。 文大統領は、電話会談でトランプ大統領に対し「トランプ大統領が、北韓が更なる挑発行為をしない場合、平昌冬季オリンピック期間中には韓米合同軍事演習を実施しないという方針を示せば、平昌オリンピックが平和のオリンピックになり、成功裏に開催されるのに大いに役立つと思う」と述べました。 これに対しトランプ大統領は、「文大統領が私の代わりにオリンピック期間中には軍事演習は実施しないと発表してもいいと思う」と答えました。 また、トランプ大統領は、南北対話の再開を評価するとともに「南北対話を進めるなかで、私たちの助けが必要な部分があればいつでも教えてほしい。アメリカは、100%文大統領を支持する」と述べました。 トランプ大統領はまた、平昌オリンピックに家族を含めたアメリカ政府高官の代表団を派遣する方針を再確認しました。 両首脳の電話会談は、今回が8回目で、去年の11月30日の電話会談から35日ぶりに行われました。
2018-01-05

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ショートトラック
ショートトラックは、正式名称を「ショートトラックスピードスケート」といいます。 名前からわかるとおり、一般的なスピードスケートから派生したもので、 1970年代後半から世界選手権が開かれるようになりました。 オリンピックでは、1988年のカルガリー大会で初めて公開競技として行われ、 1992年のアルベールビル大会から正式競技になりました。 KBSのショートトラック解説委員のチン・ソンユさんのお話をきいてみましょう。 ショートトラックは、111.12mの小さなトラックで順位を競う競技です。 記録ももちろん大事ですが、順位をあらそうという点に、ショートトラックならではの面白みがあります。 オリンピックでは1988年に公開競技となり、1992年からは正式競技になりました。 1992年にキム・ギフン選手が金メダルを獲ってから、2014年のソチオリンピックまで、 韓国選手たちが多くの金メダルを獲得してきました。 韓国の選手がオリンピックのショートトラックで獲得したメダルの数は 合計42個にのぼります。 ショートトラックがオリンピックで始まるまで、韓国では、 冬の競技は全般的に不得手であると考えられていました。 しかし、ショートトラックが正式競技になったことにより 韓国もウィンタースポーツにおけるお家芸を見つけることができました。 それ以降、韓国はすべての冬季オリンピックにおいて ショートトラックで2つ以上の金メダルを獲得しています。 初めて金メダルを獲ったキム・ギフン選手のほか、 男子ではキム・ドンソン選手、 女子ではチョン・イギョン選手、コ・ギヒョン選手、シム・ソッキ選手など 世界的な選手がたくさんうまれています。 KBSのショートトラック解説委員のチン・ソンユさんも トリノオリンピックで3つの金メダルを獲得しました。 チン・ソンユさんに、今回の注目選手をきいてみましょう。 今回初めて代表になったイム・ヒョジュン選手やファン・デホン選手は、 若いながらもワールドカップでいい成績を収めました。 女子では、チェ・ミンジョン選手とシム・ソッキ選手のツートップがいます。 チェ・ミンジョン選手はすべての種目で金メダルを狙えるとも言われていますが、 最初の種目である500mで金を獲れば、それも十分に可能ではないかと考えています。 ワールドカップもすべていい成績で走りぬきましたから、 全種目での制覇も、夢ではないかもしれません。 チェ・ミンジョン選手は 全4戦にわたる今シーズンのワールドカップで、合計6つの金メダルを獲得しています。 それだけに期待も大きいのですが、油断は禁物でしょう。 もっとも警戒しなければならないのは、中国の選手たちです。 韓国とはメダルを争って何度もトラブルが起きています。 また、今大会で注目される外国人選手もいます。 女子のアメリカ代表、マーミー・ビニー選手は ガーナ出身ということで話題になりました。 そして、男子では、韓国出身のヴィクトル・アン選手。 2011年までは韓国のアン・ヒョンス選手として活躍していましたが、 その後ロシア国籍を取得。 今回のオリンピックはロシア選手団が参加しないことになり アン選手も出場できないかと思われましたが、 個人での参加ということで出場が認められました。 オリンピックのショートトラックには、男女合わせて8つの種目があります。 前回のソチオリンピックでは、残念ながら男子は金メダルゼロに終わりました。 今回の平昌オリンピックで、 韓国は金メダル8個、総合4位を目標としていますが、 金メダル8個のうち4個は、ショートトラックでの獲得が期待されています。 伝統的な強豪国であるだけに、それだけ期待も大きいのでしょう。 しかし、ショートトラックは、不測の事態がよく起こる競技でもあります。 チン・ソンユさんのお話です。 ショートトラックは、初盤に先頭にいる選手がそのまま1位になるわけではありません。 ゴールするまで安心できない競技なのです。 ただでさえオリンピックは、選手にとって大きな負担になるのに、 それが韓国で開かれるということで、いっそう緊張感が高まることでしょう。 私も現役のころ、韓国で開かれる大会では、 韓国の人たちに良く見られたいというプレッシャーから、 失敗したり、かえって成績が悪かったりしました。 しかし、そのプレッシャーに打ち勝たなければなりません。 そのため、選手たちにとっても負担になっているでしょうが、 韓国で金メダルをとれば大きな栄光となります。 だから、しっかりと準備しておいてもらいたいですね。 ショートトラックは、これまで韓国の人々に多くの感動を与え、 冬季オリンピック最大の注目競技となっています。 今回の代表選手たちも、これまで4年間、わき目もふらず練習に励んできました。 世界最強のショートトラック選手たちが、 韓国で初めて開催される冬季オリンピックで これまでで最高の成績を収めるのではないかと、期待されています。
2018-01-02

平昌冬季五輪便り

平昌五輪組織委 「北韓の参加大歓迎」
北韓の金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長が1日、新年にあたってのあいさつで、2018平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックへの参加について前向きな発言をしたことに対し、平昌冬季オリンピック組織委員会は、この日歓迎の意を示しました。 平昌冬季オリンピック組織委員会の李煕範委員長は、1日に、金正恩委員長の発言について、「組織委をあげて大歓迎する」と述べるとともに、「組織委はすでに北韓の参加に備えて全ての準備を整えてきた。北韓選手団の宿泊や移動にかかわるあらゆるプロセスを用意している」と説明しました。 また、北韓の参加種目については、「IOCでは、基本的に北韓が望めばどの種目でも参加できるとしている。北韓が全ての種目に選手団を派遣することはできないと思うが、フィギュアスケート、ショートトラック、クロスカントリースキー、女子アイスホッケーなどには参加できると見られる」と説明しています。 フィギュアスケートのペアの場合、予選で出場枠を手にした北韓が期限内に出場の意思を示さなかったため、補欠一番手の日本が繰り上げられましたが、北韓の参加も認め、全体出場枠を従来の10チームから11チームに増やす方針だということです。 北韓の参加は、平昌冬季オリンピックが掲げる5大ビジョンの一つの「平和オリンピック」の実現にかかわることもあり、 注目が集っています。
2018-01-02

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