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韓国国務総理 「トランプ大統領の平昌訪問を希望」
平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックの聖火採火式に出席するため、ギリシャを訪れている李洛淵(イ・ナギョン)国務総理が現地時間の24日、アメリカオリンピック委員会のプロブスト会長にトランプ大統領の平昌冬季オリンピック訪問を希望していると伝えました。 李国務総理は24日、オリンピアのホテルでプロブスト会長と会って、2028年のロサンゼルスオリンピックの招致を祝ったあと、「トランプ大統領夫妻が平昌冬季オリンピックに来られるよう協力してほしい」と呼びかけました。 これに対して、プロブスト会長は、「確約はできないが、最善を尽くす。韓半島の緊張が緩和し、平和オリンピックになるようあらゆる努力をする」と答えました。 また、李国務総理はIOC=国際オリンピック委員会のバッハ会長とも会って、「韓国のIOC委員は現在、1人しかいない。IOCにさらに貢献できるよう、韓国のIOC委員の数を増やしてほしい」と要請し、バッハ会長は、「努力する」と答えました。 バッハ会長は、「北韓が平昌冬季オリンピックに参加できるよう、多様なルートを通じて努力している」と述べました。
2017-10-25

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平昌冬季五輪 24日午後6時に聖火採火式
韓国で来年開催される平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックの聖火採火式が、韓国時間の24日午後6時、古代五輪発祥の地、ギリシャのオリンピアにあるヘラ神殿で行われます。 IOC=国際オリンピック委員会のバッハ会長をはじめ、李洛淵(イ・ナギョン)国務総理や平昌冬季オリンピック・パラリンピック組織委員会の李熙範(イ・ヒボム)委員長らが出席します。 聖火は第1走者である男子クロスカントリースキーのギリシャ代表、アポストロス・アンゲリス選手から、サッカーの元韓国代表でイギリス・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドなどで活躍した朴智星(パク・チソン)氏に渡されます。 ギリシャを回った聖火は来月1日に仁川(インチョン)国際空港に到着し、来年2月9日の開幕日まで7500人の走者が2018キロを走り、聖火をつなぎます。
2017-10-24

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平昌冬季五輪スピードスケート女子 李相花ら予選進出確定
スピードスケート女子で「氷上の女帝」として知られる李相花(イ・サンファ)が、2018平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック出場の予選となる、「2017-2018 ISUスピードスケートワールドカップ」大会の出場選手を選ぶ試合の1000メートルで1位となり、出場を確定しました。 李相花 は、19日、ソウルの泰陵(テルン)国際スケート場で行われた「2017-2018国際スケート連盟(ISU)スピードスケート・ワールドカップ代表選手選抜戦」の1000メートルで1分17秒60の記録で1位となりました。 李相花 は、これに先立ち、ことしの世界種目別選手権大会の女子500メートルで銀メダルを取っていて、ワールドカップへの出場を確定していますが、この日の試合で1000メートルへの出場も決まりました。 一方、スピードスケート女子の長距離種目の看板スターとされるキム・ボルムも、3000メートルで4分15秒45の記録で1位となり、自分の持つ大会新記録(4分17秒63)を2秒以上短縮しました。 キム・ボルムは、 世界種目別選手権大会で優勝しているため、マススタートの出場はすでに確保していますが、この試合で優勝したことで、ワールドカップの3000メートル・5000メートル・団体追い抜きへの出場も確定しました。
2017-10-20

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スピードスケートの李承勲 平昌冬季五輪予選進出確定
スピードスケート男子の長距離看板スターの李承勲(イ・スンフン)が、2018平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック出場の予選となる、2017-2018 ISUスピードワールドカップ大会への出場を確定しました。 李承勲は、18日、ソウルの泰陵(テルン)国際スケート場で開かれた「2017-2018国際スケート連盟(ISU)スピードスケート・ワールドカップ代表選手選戦」で、男子5000メートルに出場し、6分31秒04の記録で、1位となるとともに、自身が持っていた大会新記録(6分31秒21)を更新しました。 この試合で優勝したことで、李承勲は、平昌冬季オリンピックの出場枠を決める2017-2018 ISUスピードスケート・ワールドカップの男子5000メートル・10000メートル・マススタート・団体追い抜きへの出場が確定しました。 李承勲は、2017札幌冬季アジア大会で韓国人として初めて4冠を記録するなど、よい成績を上げ、期待を集めています。
2017-10-19

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平昌五輪聖火リレーの第1走者 サッカーの朴智星
平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックの広報大使であり、元サッカー選手のパク・チソンが聖火リレーの韓国人第1走者になります。 平昌冬季オリンピック組織委員会が11日に発表しました。 発表によりますと、パク・チソンは24日、ギリシャのオリンピアにあるヘーラー神殿で行われる採火式に参加した後、聖火リレーの韓国人第1走者として走り出すということです。 通常、採火された聖火は、先ずギリシャ・オリンピック委員会で選定したギリシャ出身の走者に渡されてから、開催国を代表する人に渡されますが、パク・チソンが韓国を代表して最初に聖火を受け取る役割を務めます。 パク・チソンが選ばれたのは、現役時代のイングランド・プレミアリーグでの業績や韓国のスポーツ界で尊敬されていることなどを考慮したということです。パク・チソンは、8月から平昌オリンピックの広報大使としても活動しています。 平昌冬季オリンピックの聖火は、採火されてからおよそ一週間ギリシャを回り、11月1日に仁川国際空港から韓国に入ります。その後仁川から、大会開幕日の来年2月9日まで、7500人の走者とともに全国を巡ります。  
2017-10-13

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平昌冬季五輪向けに宿泊空室情報案内サイトを運営
平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックの観客をサポートするため、宿泊先が見つからず困っている人と、空室が余っている宿泊業者を繋ぐ情報提供体制が立ち上がりました。 江陵(カンヌン)市は、11日、地元の宿泊関連団体と、平昌冬季オリンピック観客の受け入れに備えるために市が立ち上げた「江陵宿泊施設空室情報案内システム」の運営と相互協力のための協約を締結しました。 空室情報案内システム(http://stay.gn.go.kr)には11日現在575の宿泊施設の情報が載っています。 情報としては、宿泊料金、周辺施設、対応できる外国語、施設のイメージ、アクセスなどの情報が提供され、オリンピックの観客は、適切な料金で希望する条件の宿泊施設を容易に探すことができます。また、日本語、英語、中国語のサイトもサポートしています。 現在、このサイトに載っている575か所の宿泊施設の宿泊料金を分析したところ、客室タイプによる最高値の平均は24万8000ウォン、最安値は平均16万ウォンだということです。 前回の2014年ソチオリンピックの宿泊施設のダブルの平均料金は25万8000ウォンでした。 平昌オリンピックの関係者は、これについて「宿泊施設が予約でほぼ満室で、空室がなかなかないという報道もあったが、調査した結果、実際は、宿泊に関する問い合わせが来ていない宿泊施設の方が予想以上に多かった」としています。 江陵市は、今後空室情報の案内システムの広報に力を入れる一方、定期的に精査し、意図的に誤った情報を掲載した施設や、宿泊料金を50万ウォン以上に引き上げた施設については、システムでの情報提供対象から外すなど、利用者の信頼確保に努めるということです。 
2017-10-12

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ショートトラックW杯女子 チェ・ミンジョンは第2戦も順調
スピードスケート・ショートトラックのワールドカップ(W杯)第2戦は5日、オランダのドルトレヒトで男女合わせて4種目の予選が行われ、韓国のチェ・ミンジョン(19)は女子1500メートルで準決勝、500メートルで準々決勝に進みました。 チェ・ミンジョンとともに韓国女子代表チームを率いるシム・ソクヒ(20)とキム・アラン(22)も1500メートルで準決勝進出を決めています。 この大会は、来年2月に韓国で開催される平昌冬季オリンピックの出場枠がかかった試合のうちの一つです。 チェ・ミンジョンはワールドカップ第1戦ブダペスト大会で、500メートル、1000メートル、1500メートル、それに3000メートルリレーで金メダルを獲得し、ショートトラック女子の種目すべてを制しています。
2017-10-06

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平昌オリンピックに期待される効果
来年2月に江原道(カンウォンド)・平昌(ピョンチャン)で開かれる平昌冬季オリンピックは、経済的な効果だけでなく、韓国のスポーツの発展など、多くの効果をもたらすものと期待されています。 このうち、経済的効果について、平昌冬季オリンピック組織委員会の李熙範(イ・ヒボム)委員長は、平昌オリンピック開催による経済効果は、10年間で32兆2000億ウォンに上るとの見方を示しました。 すでに大会に向けた準備の段階で、競技場をはじめとする関連施設の建設などで多くの雇用を生み出しています。大会後は、大会で使われた施設が観光資源となり、大きな経済的効果を生み出すものと期待されています。 平昌大会には、海外から39万人、国内から220万人が訪れると予想されています。 豊かな自然に恵まれた江原道(カンウォンド)は、平昌大会をきっかけに休養地としての価値を世界の多くの人に認められるようになり、旅行先としての認知度が向上するとみられています。 また、韓国の冬のスポーツの発展につながることが期待されています。 韓国の選手は、ショートトラックやスピードスケート、フィギュアスケートなど氷の上で行われる競技では力を発揮していますが、雪の上で行われる競技では、まだ、世界レベルに届いていないのが現状です。 それが、今回の平昌大会の開催により、韓国の冬のスポーツの全体的なレベルが向上するものと期待されています。 さらに、平昌大会は、平和の大会として行われることが期待されています。 北韓による核・ミサイル挑発により韓半島ではかつてないほど緊張が高まっています。 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、「北韓が参加する平昌平和オリンピックを成功させる」と表明しており、平昌大会は、世界を一つにまとめ上げるとともに、世界に向けて平和のメッセージを発する大会になるでしょう。
2017-10-06

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平昌五輪で駆使される最先端ICT
2018年平昌冬季オリンピックは、世界が認めるICT=情報通信技術強国の韓国で開かれるだけに、キャッチフレーズとして「先端ICTオリンピック」を掲げています。 平昌冬季オリンピックでは、世界初の第5世代(5G)移動通信をはじめ、IoT=モノのインターネット、超高画質放送、AI=人工知能、自動走行車など先端技術が総動員されます。 まず、韓国の地上波放送局は、オリンピック競技を超高画質のUHD放送で生中継する予定です。 UHD放送は、画面がいまのHDより4倍以上鮮明な解像度と立体的な音響を提供します。 またAIを活用した通訳、翻訳技術が、言語の壁を低くします。 なかでも、平昌冬季オリンピックの公式な通訳・翻訳アプリケーションの「ジーニートーク」は、音声を認識し、英語、日本語、中国語、フランス語など29の言語に翻訳します。 平昌冬季オリンピックのオフィシャルパートナーのKTは、一足速く5G移動通信のモデルサービスを行います。 この5Gは、世界各国が東京オリンピックが開かれる2020年の商用化を目指している技術です。 また、江陵(カンルン)につくられる「IoTストリート」のキオスクでは、スマートフォンで交通、競技、宿泊、観光、ショッピングなどの案内を受けられるほか、GPSやAR=拡張現実などIoT関連技術の活用によって、スマートフォンで入国から出国までのワンストップサービスが可能になります。 さらに大会期間中、国土交通部と現代自動車が開発した自動走行車が、市民のためのシャトル便として運営されるなど、一層発展したICTを体験できる大会になると期待されます。
2017-10-05

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平昌注目の韓国勢アスリート
世界トップクラスの選手らが一堂に会する平昌オリンピック大会が、あと4か月後に迫り、スポーツファンの関心が高まっています。 開催国の韓国は、お家芸といえるショートトラックとスピードスケートを中心に、金メダル8個、銀メダル4個、銅メダル8個、あわせてメダル20個、総合順位4位を目標に掲げています。 なかでも8個以上のメダル獲得を目指しているショートトラック女子では、エースのシム・ソクヒ(20)とチェ・ミンジョン(19)に大きな期待がかかっています。長身で爆発的なパワーの持ち主、シム・ソクヒは、2014年ソチ冬季オリンピックで金・銀・銅と、3つのメダルを獲得するなど、国際大会での経験が豊かで、最近は実力が絶頂期を迎えていると評価されていて、今大会で一番注目のアスリートです。 また、スピードスケートで「氷上の女帝」として知られる李相花(イ・サンファ)も欠かせません。今大会では、バンクーバーとソチオリンピックに続いて、500メートルで3連覇に挑みます。李相花は2014年11月に500メートルで世界新記録(36秒35)を出しましたが、この記録はまだ破られておらず、世界トップクラスの選手として定評があります。 スピードスケート男子では、長距離看板スターの李承勲(イ・スンフン)が、バンクーバーに続いて、マススタートと団体追い抜きで2回目の金メダル獲得を狙います。李承勲は、2017札幌冬季アジア大会で韓国人として初めて4冠を記録するなど、優れた技量をみせています。 一方、韓国にとって不毛の地に等しいボブスレーやスケルトンでも、恐るべき新人の登場で、メダル獲得への期待が高まっています。 ボブスレーでは、昨シーズン世界ランキング1位のウォン・ユンジョン(32)、ソ・ヨンウ(26)のペアが、スケルトンでは、世界ランキング2位のユン・ソンビンが韓国初の金メダルに挑みます。 スケルトンは、2006年に韓国の国家代表チームが発足したばかりですが、ユン・ソンビンが、国際スケルトン連盟ワールドカップ大会で金メダル1個、銀メダル3個、銅メダル2個を獲得するなど、驚くべき成績を収めています。 ボブスレーやスケルトンなどソリ競技は、実際に試合が行われるトラックにどれだけ慣れているのかが成績に大きな影響を及ぼしますが、今回大会の開催国となった韓国の選手たちが「ホームアドバンテージ」を享受することで、初の金メダル獲得となるかに関心が集まっています。
2017-10-04

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