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中国が「平昌五輪特集」を放送 サード報復解除の兆しか
中国国営のCCTV が、1日、平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック特集番組を放送しました。 去年の7月、アメリカの高高度迎撃ミサイルシステム「サード」の韓国配備が決定して以来、中国では韓国に関する番組の放送が禁止されてきたことや、これまで平昌冬季オリンピックについての番組の放送がほとんどなかったことを考えると、韓国と中国が先月31日に文書を通じて「サード」配備を巡る葛藤を解したことで、これまで中国で取られてきた韓流などの韓国文化に対する制限措置が解除されていくのではないかと期待する見方も出ています。 CCTVのスポーツチャネルは、この日の夕方、「スポーツの世界」という番組で平昌冬季オリンピックの特集番組をおよそ30分間放送しました。 番組では、オリンピック施設、オリンピック公報動画、「平昌D-100記念公演」と聖火リレーなどを紹介していました。 北京の消息筋はこれについて「CCTVが平昌冬季オリンピックを紹介したのは、以前と変った雰囲気を反映しているといえる。中国としてはサード問題による葛藤が解消している上に、次回の冬季オリンピックの開催地が北京であるだけに雰囲気を盛り上げる必要性を感じていると考えられる」と説明しています。
2017-11-02

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平昌五輪チケット販売が低迷 国民の関心低く
平昌(ピョンチャン)オリンピック開幕まで1日で100日となりましたが、国内向けチケットの販売率が22%にとどまり、韓国国民の関心は依然として盛り上がらないままです。 平昌オリンピック組織委員会が1日に発表したところによりますと、これまで販売されたチケットは33万9000枚で、全体の28.7%にとどまっていて、このうち、海外向けの販売率は50%、国内向けの販売率は22%で、販売率の低さが浮き彫りとなっています。 特にチケットの販売率は、種目別に二極化が進んでいて、韓国が得意とする人気種目のショートトラックの販売率は62%と最も高く、開会式のチケットも55%の販売率をみせています。 しかし、フリースタイルスキーやクロスカントリースキーなどの非人気種目は、韓国勢の競争力が低く、天候の影響を受けることから販売率が20%にも満たない状況です。また、当初は販売が好調になるとみられていた閉会式のチケット販売率も30%台にとどまっています。 大会組織委員会は万全の準備をアピールしていて「11月1日からオフラインでもチケットの販売が始まる」として、販売率が向上することを期待していますが、いまのところ、チケットの販売率は低迷していて、どうすれば国民を振り向かせることができるのか対策が急がれています。
2017-11-01

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平昌五輪 韓国は「総合4位」目指す
平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック大会の開幕まで1日であと100日となった中、韓国は、金メダル8個、総合4位を目指しています。 開催国の韓国は、お家芸といえるショートトラックとスピードスケートを中心に、金メダル8個、銀メダル4個、銅メダル8個、あわせてメダル20個、総合順位4位を目標に掲げています。 韓国が得意とするスピードスケートやショートトラックなど氷上競技で7個、そり競技で1個の金メダル獲得を目指していて、ホームアドバンテージの利点を生かし、雪上競技でも冬季オリンピック史上初の銅メダル2個獲得という目標を立てています。 メダル獲得の可能性が最も高いショートトラック女子では、エースのシム・ソクヒとチェ・ミンジョンに大きな期待がかかっています。 また、スピードスケート女子で「氷上の女帝」として知られる李相花(イ・サンファ)も欠かせず、今大会では、バンクーバーとソチオリンピックに続いて、500メートルで3連覇に挑みます。 特にライバルの日本の小平奈緒との対決が見所となりそうです。 このほかに、スピードスケート男子で長距離看板スターの李承勲(イ・スンフン)、ボブスレーのウォン・ユンジョンとソ・ヨンウ、スケルトンのユン・ソンビンのメダル獲得にも注目が集まっています。 平昌冬季オリンピックは、来年2月9日、韓国北東部の江原道(カンウォンド)平昌、江陵、旌善一帯で17日間にわたって行われ、7競技102種目でおよそ100の国・地域から5000人以上の選手や役員が参加して熱戦を繰り広げます。
2017-11-01

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平昌五輪D-100 聖火が韓国に無事到着
平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック大会の開幕まで100日となる1日、ギリシャで採火された聖火が、仁川国際空港に到着し韓国に入りました。 オリンピックの聖火が韓国に来たのは、1988年のソウルオリンピック以来30年ぶりです。 これに先立ち、古代オリンピック発祥の地、ギリシャのオリンピア遺跡では24日に採火式が行われ、サッカー元韓国代表でJリーグ京都などでも活躍した朴智星(パク・ジソン)氏が韓国側の最初のランナーとして参加したほか、フィギュアスケート女子金メダリストのキム・ヨナ氏が先月31日にギリシャオリンピック委員会から聖火を受け取り、チャーター便で韓国に運びました。 韓国に無事運ばれた聖火は、フィギュアスケートの有望株、ユ・ヨン選手がトーチの火を受け継いで走り、その後、国民的司会者のユ・ジェソク氏や、スピードスケート女子500メートル3連覇に挑む「氷上の女帝」こと李相花(イ・サンファ)選手などが聖火ランナーとして参加します。 聖火は、11月1日からオリンピック開幕日の来年2月9日まで101日間にわたって、南北総人口の7500万人を意味する7500人の走者によって、オリンピック開催年を意味する2018キロをまわる予定です。
2017-11-01

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平昌五輪に出場の意向 北韓のフィギュアペア 
来年2月の平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック大会の出場枠を確保していた北韓フィギュア・スケートのペアが、国際スケート連盟(ISU)に対し、大会に出場する意向を伝えてきたことがわかりました。 北韓のフィギュア・スケートペアのリョム・デオクとキム・ジュシク組は、オリンピック予選を兼ねてドイツで先月行われた「2017 ISUネーベルホルン杯大会」で総合6位となり、全競技を通じて初めて平昌オリンピックへの出場枠を手にしていました。 韓国の民放局SBSが31日に報じたところによりますと、ISUがこの大会で出場枠を獲得した国に対して出場するかどうかを訪ねたところ、締め切り期限の30日までに北韓が出場する意向を伝えてきたということです。 北韓はフィギュア・スケート以外にもショートトラックでオリンピックに出場する可能性があり、国際オリンピック委員会(IOC)はスポーツが世界平和に貢献するという考え方から、北韓が出場枠を獲得できなかった場合、北韓に追加の特別参加枠を与えることも検討しています。
2017-11-01

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外国人向けのソウル・平昌観光パス ソウル市が発売
平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックを迎え、ソウルと平昌の主な観光地をより気軽に楽しんでもらうための外国人専用観光パス、「ディスカバーソウルパス・平昌特別版」が来月1日に発売されます。 ソウル市が発行するもので、景福宮、昌徳宮などの故宮や南山ソウルタワーなどソウルの主な観光地を無料で入場でき、主な公演や免税店で割引を受けることができます。 また、江原地域では、大関嶺(テグァンリョン)羊牧場や旌善(チョンソン)レールバイクなど、主な観光地やリゾート、シャトルバスを割引された料金で利用できます。 価格は、24時間券が3万9900ウォン、48時間券が5万5000ウォンです。 仁川(インチョン)空港内にあるコンビニ「CU」や明洞(ミョンドン)観光情報センターなど25の販売店と、ソウル観光商品のオンラインモール「ワンモアトリップ(www.onemoretrip.net)」など、12にのウェブサイトで購入できます。 来年3月31日まで、5000を限定販売するということです。
2017-10-31

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仁川空港-江陵間新線で営業試運転 年内開通へ
平昌オリンピックの開催に合わせて建設が進められている、仁川(インチョン)空港と江原(カンウォン)道の江陵(カンヌン)の間の鉄道新線で、列車の営業試運転が31日から始まりました。 営業試運転は、試運転の最後の段階で行われるもので、実際に乗客が乗っていると想定して行うものです。 韓国鉄道施設公団は、7月31日から今月19日までの施設点検期間中に、高速鉄道KTXなどの列車を444回投入し、鉄道施設の性能を確認しています。 営業試運転は来月30日まで行われ、ソウル駅と江陵、仁川空港と江陵などの間で合わせて774回行われ、管制システムや設備などを点検します。 鉄道新線は年内に開通する予定で、KTXを利用すれば、ソウルから江陵までの所要時間は、これまでの5時間47分から1時間12分へと大幅に短縮されます。
2017-10-31

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キム・ヨナ 聖火受け取るためギリシャ入り
オリンピア遺跡で採火された平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックの聖火を受け取るため、代表団の一員としてギリシャを訪れたフィギュアスケートのキム・ヨナが韓国時間の30日、感想を語りました。 キム・ヨナは、「もう聖火リレーが始まるなんて、オリンピック開幕の実感が湧く。2006年のトリノ、2010年のバンクーバー冬季オリンピックの際は、選手として聖火リレーに参加したが、今回は、広報大使として聖火を受け取ることになり光栄に思う」と述べました。 また、「ギリシャを訪れるのは初めてだ。オリンピック関係でギリシャを訪れたということが不思議で、思い出に残る経験になりそうだ」と期待を語りました。 さらに、「選手として2回のオリンピックに出場したが、そのときの気持ちとは大きく違う。韓国で開かれる大会で、観客として大会を楽しむことができ、期待が大きい」と話しました。 キム・ヨナは、「残りの期間に、広報大使として、国内外で平昌冬季オリンピックへの関心と熱気がさらに高まるよう努力する」と決意を示しました。 代表団は31日、ギリシャオリンピック委員会から聖火を受け取り、チャーター便で韓国に運びます。
2017-10-31

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平昌パラリンピック韓国選手団が結団式 「総合10位目指す」
韓国で来年3月に開かれる平昌冬季パラリンピックに出場する韓国代表選手団の結団式が26日、京畿道(キョンギド)の利川(イチョン)の養成センターで開かれました。 この中で、平昌パラリンピック韓国代表チームのペ・ドンヒョン団長は、「わが国で開かれる初めての冬季パラリンピックで、過去最高の成績を収め、国民の期待に応え、障害者スポーツの基盤を固めるきっかけにする」と意気込みを語りました。 韓国代表チームは、今回のパラリンピックで、金メダル1個、銀メダル1個、銅メダル2個を獲得し、総合10位以内に入ることを目標に掲げました。 韓国は1992年のアルベールビル大会で初めてパラリンピックに参加。 2010年のバンクーバー大会で車いすカーリング代表が銀メダルを獲得し、過去最高となる総合18位を記録しましたが、前回の14年のソチ大会ではメダルを獲得することができませんでした。 平昌大会では初めて全競技で出場権を得て、過去最多となる39人の選手が参加します。
2017-10-27

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平昌五輪聖火リレー始まる 最初の韓国人ランナーは朴智星
来年開かれる平昌冬季オリンピックの聖火の採火式が24日、ギリシャのオリンピア遺跡で行われ、サッカーの元韓国代表の主将でJリーグの京都やイギリスプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドなどで活躍した朴智星(パク・ジソン)が最初の韓国人聖火ランナーを務めました。 朴智星は「最初の韓国人聖火ランナーとして走ることができて本当に光栄です。スポーツを愛する者として、私も幼いころからオリンピックを見て育ったので、非常に光栄です」と述べました。 朴智星は、平昌冬季オリンピックの広報大使も務めていて、オリンピックのための活動計画について、映像や写真などを活用して行うとしています。 一方、採火式は現地時間の24日正午からおよそ50分間行われ、聖火はおよそ1週間ギリシャを回ったあと、11月1日に仁川国際空港に到着することになっています。 来年2月9日の開幕日まで7500人の走者が2018キロを走って聖火をつなぐ予定です。
2017-10-25

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