韓流と言えば、これまではK-POP、映画、ドラマなどの大衆文化が中心となっていましたが、クラシック音楽や文学などにもすそ野が広がっています。
まず、韓国のクラシック音楽は、一時的な流行突風にとどままらず、世界のクラシック音楽界での存在感を増しています。
ピアニストのチョ・ソンジンさんは、韓国人としては初めて世界トップクラスのオーケストラ、のベルリンフィルハーモニー管弦楽団と定期的に協演しています。
また、ことしも、世界的に権威のある国際音楽コンクールでの韓国人の受賞は、ことしもが続きました。
声楽家のキム・テハンさんはことし6月に世界3大声楽コンクールと呼ばれるエリザベート王妃国際音楽コンクールで優勝しました。
、同じ月に開かれたチャイコフスキーコンクールでは、バイオリニストのキム・ゲヒさん、チェリストのイ・ヨンウンさん、テノール歌手のソン・ジフンさんが揃って優勝しました。
8月には、ユン・ハンギョルさんが、若手の指揮者の登竜門とされる国際コンクール「若手指揮者のためのカラヤン賞」で優勝しました。
一方、文学では、小説家のハン・ガンさんが長編小説「別れは告げない」で、フランスの4大小説賞のひとつとされる、メディシス賞の外国小説賞を受賞しました。
また、ことし5月に、イタリアを代表する児童文学賞、イタリア・アンデルセン賞の最優秀絵本賞を受賞した絵本作家のペク・ヒナさんは、「あめだま」で、この賞の「ことしの本」にも選ばれました。
Photo : YONHAP News
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