平壌共同宣言が採択されたことについて、アメリカのトランプ大統領が現地時間の19日、「とても良いニュースだ」と歓迎し、北韓の金正恩（キム･ジョンウン）国務委員長と近く、再会する意向を明らかにしました。
トランプ大統領は現地時間の19日、ホワイトハウスで記者に対して、「南北首脳が会談し、私たちは非常に前向きな反応を得た。とても良いニュースだ」と述べました。
続いて、「私は、金委員長からすごい書簡を受け取った。周知のとおり、3日前に届いた。北韓に関して、われわれはすばらしい進展を得ている」と強調しました。
トランプ大統領が言及した書簡が、ホワイトハウスが今月10日に公開した2回目の米朝首脳会談開催を提案する親書で、届いた時期を勘違いしたのか、それとも、別の親書がまた届いたのかは、不明です。
トランプ大統領は、「私が大統領になる前までは、われわれは、北韓と戦争でもするように見えた。いまは、多くの進展を得た。抑留されていたアメリカ人が戻り、遺骨が返還され、いまも返還が続いている」と強調しました。
また、「われわれは対話している。非常に平穏だ。金委員長、私も、平穏だ。これからどんなことか起こるか見守ってほしい」と語りました。
金委員長と近く、会うのかという質問に対しては、「われわれはそうするだろう」と答えました。

[Photo : YONHAP News]