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平昌パラ五輪 史上初の金メダルを目指す
明日9日開幕する平昌(ピョンチャン)冬季パラリンピックで、韓国は史上初の金メダル獲得を目指します。 韓国は92年のアルベールビル大会のパラリンピックに初出場しましたが、2014年のソチ大会までの7大会で、金メダル獲得はできませんでした。 2002年ソルトレークシティ大会のアルペンスキー、2010年バンクーバー大会の車椅子カーリングでそれぞれ銀メダルを獲得しています。 韓国は、今大会6競技すべてに合わせて36人の選手が出場し、金1、銀1、銅2のメダル獲得を目指しています。 今回韓国勢初のメダルが期待されているのは、10日のバイアスロン7.5キロ男子座位(シッティング)のシン・ウィヒョン(38)です。 シン・ウィヒョンは2006年に交通事故で両足を失い、リハビリのため始めた車椅子バスケットボールと、ノルディックスキーで頭角を現し、 先月、ノルディックスキーのワールドカップで、バイアスロン7.5キロ男子座位(シッティング)で優勝しました。 このほか、世界ランキング3位のアイスホッケー、車椅子カーリングでもメダル獲得が期待されています。
2018-03-08

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イ・サンファと小平の抱擁  「オリンピック精神」
2018平昌冬季オリンピック・スピードスケート女子500メートルの銀メダリストのイ・サンファと金メダリストの小平奈緒が試合後に抱き合った場面が、IOC=国際オリンピック委員会のホームページで紹介されました。 IOCは、5日、ホームページで、平昌冬季オリンピックのスピードスケート女子500メートルで競い合ったイ・サンファと小平が試合後に抱き合っている写真に「スケートのライバルのイ・サンファと小平は友情最優先にした」というタイトルをつけ、二人の友情を紹介しました。 試合では、小平が金メダルと獲得し、この種目でオリンピック3連覇に挑んでいたイ・サンファは銀メダルをとりました。 IOCは、イ・サンファと小平の対決について「トラックのドラマというよりは、オリンピック精神の典型だった」と説明するとともに、二人の友情は、葛藤をのり超えて調和を求めるオリンピック精神が実現されたものだったと評価しました。
2018-03-06

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パラ韓国選手団 6日に入村式
2018平昌(ピョンチャン)冬季パラリンピックに出場する韓国選手団は6日午前、平昌選手村の国旗広場でチェコ選手団と合同で入村式を行いました。 入村式には、パラアイスホッケー、バイアスロン、クロスカントリースキー、スノーボードの4つの競技の選手と役員合わせて62人が出席しました。 韓国は、今回の大会に6競技すべてに合わせて36人の選手が出場する予定で、金1、銀1、銅2を獲得し、これまででもっとも高い総合順位10位を目指します。 一方、平昌冬季パラリンピックに参加する北韓選手団と代表団が7日午前、韓半島北西部の京義線道路で韓国入りすると統一部が6日、明らかにしました。 北韓選手団と代表団は合わせて24人で、このうち選手6人、北韓パラリンピック委員会関係者1人、手話通訳1人の8人が障害者だということです。 到着後、平昌の選手村に移動し、8日に入村式を行います。 11日と14日のクロスカントリースキーなどに出場し、15日に北韓に戻ります。
2018-03-06

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平昌パラリンピック メダルは点字の刻印も
3月9日から平昌パラリンピックが始まりますが、パラリンピックのメダルのデザインに関心が寄せられています。 パラリンピックのメダルは、開催地の江原道平昌の美しい自然をモチーフとしたオリンピックのメダルと大きな違いはありません。 ただ、側面に「平昌冬季パラリンピック2018」のハングルの子音が刻印され、視覚障害者への配慮として「2018平昌」の英文が点字で表記されています。 また、大会エンブレムは五輪マークではなく、パラリンピックのエンブレムのアジトスが刻印されています。 首にかけるリボンはオリンピックのメダルと同じで、韓国の伝統的な民族衣装に使われる甲紗(カプサ)という布を使用しています。 平昌パラリンピックは9日から18日まで開かれ、49の国と地域から570人余りの選手が参加、6競技で熱戦を展開します。
2018-03-05

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平昌パラ 北韓は24人派遣
北韓が平昌冬季パラリンピックに出場する選手団と代表団24人のリストを板門店の連絡チャンネルを通じて送ってきました。 韓国統一部の関係者が5日、明らかにしました。 それによりますと、北韓は朝鮮障害者保護連盟のチョン・ヒョン副委員長を団長とする選手団20人と朝鮮障害者オリンピック委員会のキム・ムンチョル副委員長を団長とする代表団4人の合わせて24人を派遣するということです、 パラリンピックは9日に始まりますが、北韓の選手団と代表団は7日に京義線陸路を通じて韓国入りする予定です。 一方、関心が寄せられていた朝鮮障害者体育協会のリ・ブンヒ書記長は代表団に含まれませんでした。 リ・ブンヒ氏は1991年4月に千葉市で開かれた世界卓球選手権に南北統一チームとして参加したことがあり、韓国でも知られている人物です。
2018-03-05

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平昌五輪は成功 国民の84%
平昌冬季オリンピックについて、韓国国民の84%が成功したと評価していることがわかりました。 韓国ギャラップは、オリンピック閉幕直後に全国の成人男女およそ1000人を対象に世論調査を行いました。 その結果、国民の84%が平昌オリンピックは成功だったと評価していました。また興味深く観戦した競技の名前を尋ねたところ、カーリングが70%でもっとも高く、次いで、スピードスケートが29%、ショートトラックが26%、スケルトン23%の順でした。 印象的な活躍を見せた選手としては、スピードスケートの新種目、マススタート男子で初代の王者に輝いたイ・スンフンが30%でもっとも高く、アジアの選手として初めてそり競技で金メダルを獲得したスケルトン男子のユン・ソンビンが27%、カーリングで韓国初のメダルをとった韓国女子のスキップ、キム・ウンジョンが25%の順でした。
2018-03-03

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平昌パラの韓国選手団 3日、選手村に入村
平昌冬季パラリンピックに参加する韓国選手団が3日、選手村に入村します。 ペ・ドンヒョン大韓障害人ノルディックスキー連盟会長が団長を務める韓国選手団の第1陣は、3日午前10時に行われる入村式のあと、江原道(カンウォンド)平昌にある選手村に入村します。 第1陣は、車いすカーリングを除く、パラアイスホッケー、アルペンスキー、バイアスロン、クロスカントリースキー、スノーボードなど5つの種目の選手36人や役員36人など合わせて85人からなります。 韓国は、今回の大会に6競技すべてに合わせて36人の選手が出場する予定で、金1、銀1、銅3を獲得し、これまででもっとも高い総合順位10位を目指します。 一方、パラリンピックの聖火が3日、ソウルに到着します。 ソウル市によりますと、聖火は、京畿道(キョンギド)、忠清南道(チュンチョンナムド)、全羅北道(チョンラブクド)、慶尚北道(キョンサンブクド)、済州道(チェジュド)の5か所から採火され、3日午後7時にソウルオリンピック公園の平和の広場に到着するということです。 この聖火は、パラリンピック発祥の地のイギリスの聖火、1988年ソウルパラリンピックの聖火、IPC=国際パラリンピック委員会のデジタル聖火と合わせられ一つの聖火となり、3日と4日の2日間、ソウルを巡ります。
2018-03-02

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IOC「カーリング女子代表チーム、平昌五輪のスター」
IOCは、韓国時間の3月1日、ホームページで平昌冬季オリンピックで輝いたスポーツ英雄を紹介しましたが、その中には、韓国のカーリング女子代表チームも含まれていました。 IOCは、韓国のカーリング女子代表チームについて「今回の冬季オリンピックで『にんにく少女』と呼ばる5人の選手、韓国のカーリング女子代表チームほど注目を浴びたスターはほとんどいない。彼女たちは全員、にんにくの主産地の慶尙北道(キョンサンブクト)義城(ウィソン)出身なので『にんにく少女』というあだ名がつけられた」と紹介するとともに「冷静沈着で安定しているスキップ、キム・ウンジョン率いる韓国のカーリング女子代表チームは、全員キムという苗字を持っており、平昌オリンピックで世界トップクラスのチームを次々と倒し、韓国のSNSでセンセーションを巻き起こした」などと説明しました。 韓国のカーリング女子代表チームは、今回のオリンピックで銀メダルを取りましたが、これは、韓国がカーリングで獲得した史上初のオリンピック・メダルとなります。
2018-03-02

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米国土安保部長官 平昌パラの米代表団長に 
ホワイトハウスは現地時間の27日、トランプ大統領が来月9日に開幕する平昌(ピョンチャン)冬季パラリンピックの開会式に出席するアメリカ代表団の団長として、カーステン・ニールセン国土安保部長官を任命したと発表しました。 これについて、韓国の大統領府青瓦台の関係者は、28日に記者団に会い、「アメリカが世界で初めて平昌パラリンピックの代表団の団長を発表したことを歓迎する。アメリカ行政部で大きな影響力をもつ高官が韓国を訪れるだけに大きな意味がある」と述べました。 オリンピックを機に世界各国から韓国を訪れた首脳や高官らと会談する文在寅(ムン・ジェイン)大統領の「平昌外交」は、パラリンピックでも継続すると見られる中、ニールセン国土安保部長官がトランプ大統領からどのようなメッセージをもってくるかに関心が寄せられています。 また、今回の平昌パラリンピックには北韓も代表団を派遣する予定で、平昌オリンピックで実現しなかった米朝間の対話が実現するかにも注目が集まっています。
2018-02-28

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平昌パラ実務会談 北韓3人の代表派遣
北韓の平昌冬季パラリンピック参加に関する南北実務会談に、北韓が黄忠誠(ファン・チュンソン)祖国平和統一委員会部長を団長とする3人の代表団を派遣するもようです。 統一部が26日、明らかにしたところによりますと、北韓が、実務会談に黄部長をはじめ、朝鮮障害者保護連盟中央委員会の鄭賢(チョン・ヒョン)副委員長、朝鮮障害者体育協会のユン・チョル副書記長の3人からなる代表団を派遣すると26日、通知してきたということです。 黄部長は、先月9日に開かれた南北高位級会談にも出席しています。 韓国からは、首席代表の統一部の李柱泰(イ・ジュテ)交流協力局長をはじめ、平昌冬季オリンピック・パラリンピック組織委員会のイム・チャンギュパラリンピック局長、統一部のソン・ヘジン課長の3人が派遣されます。 南北実務会談は27日午前10日、軍事境界線がある板門店の北韓側施設「統一閣」で開かれます。
2018-02-27

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