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北韓が先月発射のミサイルは新型の中距離弾道ミサイル

ニュース2023-12-05
北韓が先月発射のミサイルは新型の中距離弾道ミサイル

先月、北韓が軍事偵察衛星を打ち上げた翌日に発射したミサイルは、北韓が開発を進めている新型の固体燃料式の中距離弾道ミサイルだったことがわかりました。 
 
韓国軍の合同参謀本部は先月23日に、北韓が21日に行った軍事偵察衛星の打ち上げに続いて、翌22日に、平壌の順安(スナン)からミサイルを発射したと発表していました。

発表当時、韓国軍は、ミサイルの発射は失敗したものとみられるとしながらも、「韓米の情報当局が分析中だ」として、ミサイルに関する具体的な内容を公開しませんでしたが、今月4日、ミサイルは固体燃料式のIRBM=中距離弾道ミサイルだったと明らかにしました。
 
IRBMは、射程距離が3000キロから5500キロで、韓半島に展開されるアメリカ空軍の戦略爆撃機が駐屯するグアムへの攻撃が可能です。
 
北韓の朝鮮中央通信は先月15日に、「新型のIRBM用の高出力の固体燃料式エンジンを開発した」として、先月11日に1段目、14日には2段目のエンジンの地上での燃焼試験が成功したと明らかにしていました。
 
北韓がミサイルの発射試験を行ったことを公表していないのは、発射が失敗したためだとみられています。

[Photo : YONHAP News]

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