北韓がICBM=大陸間弾道ミサイルを発射したことを受けて、韓国と日本、それにアメリカの3か国で安全保障を担当する高官は電話で協議し、北韓の弾道ミサイル発射は国連安全保障理事会の決議に明白に反すると非難しました。  
 
大統領室によりますと、趙太庸（チョ・テヨン）国家安保室長は18日の午後、日本の国家安全保障局の秋葉剛男局長、そしてアメリカのホワイトハウスで安全保障政策を担当するサリバン大統領補佐官と電話で協議し、共同の対応策について話し合ったということです。
 
3か国は、北韓によるICBMの発射は、国連安全保障理事会の決議に明白に反するものであり、韓半島だけでなく国際社会の平和と安全を深刻に脅かすものだと強く非難しました。
 
また、安保理での協力に加え、北韓に対する独自制裁や多国間での制裁、軍事分野での共同対応、北韓の不法なサイバー活動への対応や不法な外貨稼ぎの遮断などで、積極的に連携していくことで一致しました。
 
さらに、北韓のミサイル発射に関する警報情報をリアルタイムで共有するシステムを活用することで、3か国の安全保障分野での協力を一層強化していくことで一致しました。

[Photo : YONHAP News]