外交部は、北韓が固体燃料式の新型ICBM＝大陸間弾道ミサイル「火星（ファソン）18」を発射した18日当日に北韓と中国の外交当局者が会談したことと関連して、中国に建設的な役割を果たすようあらためて求めました。 
 
外交部の報道官は19日、定例の会見で、北韓がICBM発射を行った当日に中朝の当局者が会談していたことについて、「中国は、国連安全保障理事会の常任理事国であり、北韓に対する影響力を持つ国だ」として、「北韓が挑発を中断し、非核化の対話に復帰できるよう、中国が建設的な役割を果たすことを期待している」と述べました。
 
また、今回のICBMの発射をめぐっては、「日本やアメリカなど、主要な友好国と協力し安保理レベルでの対応をはじめ、単独あるいは多国間での制裁のために緊密に協力していく」と強調しました。
 
これに先立って、中国の王毅外相は18日、北京を訪れていた北韓の朴明浩（パク・ミョンホ）外務次官と会談しました。
 
朝鮮中央通信によりますと、王毅外相は、「紛争が相次ぐ国際情勢に直面し、中国と北韓は常に互いを支持し信頼してきた」と述べ、両国は、軍事面での協力を強化していくことで一致したということです。

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