北韓では26日、朝鮮労働党の指導部によることしの成果を振り返り、来年の重点政策を決めるため、党の中央委員会の総会が始まりました。 
 
北韓は、2019年以降、毎年年末に、一年を振り返り、来年の重要政策を決める党の中央委員会の総会を開いています。
 
北韓メディアは、金正恩（キム・ジョンウン）委員長が党中央委員会総会の拡大会議に出席したと報じました。
 
このなかで、金委員長は2023年を「国力向上や国威宣揚において偉大な転換と変革の年だった」と評価したということです。
 
今回の総会では、ことしの政策の遂行状況を総括し、予算の実施状況を確認するとともに、来年の政策の方向性と予算案などが話し合われることになっています。
 
また、今回の総会では、軍事偵察衛星を追加で打ち上げる計画や、ロシアとの軍事・経済協力などについても議論するものとみられます。

総会で決まった結果は、元日に、金委員長の新年のメッセージの代わりとして発表されるものとみられます。

[Photo : YONHAP News]