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北韓「14日の発射は新型の地対艦ミサイル」

ニュース2024-02-15
北韓「14日の発射は新型の地対艦ミサイル」

北韓は、14日に発射した巡航ミサイルは、新型の地対艦ミサイル「パダスリ-6」だと発表しました。 
 
北韓の朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」は15日、海軍に配備される新型の地対艦ミサイル「パダスリ-6」の発射実験を14日の午前中に行ったと報じました。

韓国軍は14日、北韓が韓半島東の海、東海(トンヘ)に向けて複数の巡航ミサイルを発射したと発表していました。
 
労働新聞によりますと、ミサイルは複数発射され、東海の上空を23分あまり飛行して、目標として設定した船に命中したということです。
 
実験には金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長も立ち会ったということで、金委員長は、満足感を示し、この地対艦ミサイルを海軍に配備するよう指示したということです。

金委員長はまた、韓国が、西海上の境界線として設定されたNLL=北方限界線の警備を名目に、北韓の水域を侵犯し、主権を侵害していると主張し、「海上の主権を武力で守るべきだ」と述べ、NLLに近い韓国の延坪島(ヨンピョンド)と白翎島(ペンニョンド)の北側の海域で、戦闘態勢の強化を指示したということです。
 
「パダスリ-6」は、ロシア製の空対艦ミサイル「Kh-35」をベースに開発したものとみられ、射程距離はおよそ200キロメートルと推定されます。

[Photo : YONHAP News]

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