ニュース

韓半島 A to Z

主なニュース

韓日米外相が会談 北韓対応などで連携強化を確認

ニュース2024-02-23
韓日米外相が会談 北韓対応などで連携強化を確認

韓国、日本、アメリカの3か国の外相が、G20=主要20か国の外相会合が開かれたブラジルで会談し、核とミサイルの開発を続ける北韓への対応などで、引き続き連携を強化していくことを確認しました。 
 
会合は現地時間の22日、ブラジルのリオデジャネイロでおよそ1時間にわたって行われ、外交部の趙兌烈(チョ・テヨル)長官、日本の上川外務大臣、そしてアメリカのブリンケン国務長官が出席しました。
 
韓日米の外相会談が開かれるのは、去年11月にAPEC=アジア太平洋経済協力会議に合わせてアメリカのサンフランシスコで開催されて以来です。
 
趙長官は会談の冒頭で、「1994年に3か国の首脳会談が初めて開催されてから今年で30年を迎える。今回の会談は、われわれが共に歩く道の象徴的なマイルストーンになる」と述べました。
 
ブリンケン長官は、挑発行為を続ける北韓がロシアとの軍事協力を拡大している点を指摘し、「地域の安全保障上の課題が増すなか、最も緊密な同盟国との連携と協力がこれまで以上に重要になっている」と強調しました。
 
上川外務大臣は、「われわれの戦略的な連携はかつてなく重要だ。北韓などへの対応で、両大臣とさらに緊密に連携していきたい」と述べました。
 
日本と北韓の間の対話に向けた接触が表面化しているなか、会談では日朝関係をめぐる日本の政策についても意見が交わされたものとみられます。
 
韓国政府は、北韓問題での3か国の連携は不可欠との立場で、前日に行われた韓日外相会談で、趙長官は、日本と北韓の関係について、韓日間で緊密に意思疎通したい考えを伝えています。

[Photo : YONHAP News]

新着ニュース