韓米合同軍事演習「フリーダムシールド」 来月4日から実施
韓国とアメリカの軍当局は、韓半島を防衛するための定例の合同軍事演習「フリーダムシールド」を、来月の4日から実施します。
合同参謀本部と韓米連合司令部によりますと、「フリーダムシールド」は、来月4日から14日まで行われるということです。
韓国とアメリカは、この期間中、地上、海上、空中でさまざまな野外機動訓練を行い、合同作戦の遂行能力を向上させる方針です。
合同参謀本部の関係者は、「去年は3月と4月に韓米合同の野外機動訓練を23回行ったが、ことしは3月だけで48回実施する」と話しています。
今回の演習は、最近の戦争の教訓など、変化する脅威や安全保障の状況を反映したシナリオにもとづいて、陸海空とサイバー・宇宙資産を活用したさまざまな領域での作戦や、北韓の核の脅威の無力化などに重きを置いて、実戦さながらに行われるということです。
演習には、国連軍司令部に加盟しているオーストラリア、カナダ、フランス、イギリスなど12か国が参加します。
一方、北韓は、韓米による合同軍事演習に反発していて、演習を口実にミサイルの発射など挑発に出る可能性も指摘されています。
[Photo : YONHAP News]