ニュース

韓半島 A to Z

主なニュース

韓日米3か国が済州島沖で合同訓練 北韓ミサイルへの対応強化へ

ニュース2024-04-12
韓日米3か国が済州島沖で合同訓練 北韓ミサイルへの対応強化へ

北韓の核やミサイルなどへの対応を強化するため、韓国、日本、アメリカの3か国は、11日から2日間にわたって、海上での合同訓練を行いました。
 
韓国軍は12日、韓国南部、済州(チェジュ)島南方の公海上で、アメリカ海軍と日本の海上自衛隊とともに、11日から12日まで合同訓練を実施したと発表しました。
 
韓日米の3か国は、去年8月にアメリカで行われた3か国首脳会談での合意にもとづいて、去年12月、3か国による合同訓練をことしから実施する計画を策定していて、今回の訓練は、その計画に沿って行われました。
 
韓国海軍は、今回の訓練について、核やミサイルの開発を進める北韓への3か国共同の対応能力を向上させることに重点を置いて実施されたと説明しました。
 
訓練には、韓国のイージス駆逐艦「西厓(ソエ)柳成龍(リュソンリョン)」や、アメリカの原子力空母「セオドア・ルーズベルト」のほか、日本の護衛艦「ありあけ」など、合わせて6隻が参加し、北韓のSLBM=潜水艦発射弾道ミサイルなどによる攻撃に対応するための対潜水艦戦訓練を行ったということです。
 
また、北韓による大量破壊兵器の海上輸送に対応するための訓練や、遭難した船舶の捜索、救助能力を向上させるための訓練も行われたということです。

[Photo : YONHAP News]

新着ニュース