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- 平昌五輪期間 条件つきで中国人観光客のビザ免除
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アメリカの高高度迎撃ミサイルシステム「サード」の韓国配備をめぐる中国との対立が解消しているなか、韓国政府が平昌冬季オリンピック期間に、中国人観光客に対して条件付きでビザなしで韓国を訪問できるようにするもようです。
法務部が30日、発表したところによりますと、来月1日から来年3月末までの4か月間、一定条件を満たす中国人観光客に対して、ビザなしで15日間韓国に滞在できるようにするということです。
また、ビザなしで韓国を訪問した中国人観光客が、正常に入国、出国すれば、それから5年間有効となる数次ビザの発行が受けられるようにするということです。
対象となるのは、▲ ここ5年以内に韓国のビザの発行を受けて、正常に出入国した中国人、▲ 中国の指定された旅行会社を通じてオリンピック入場券を購入し、所持して入国する中国人、▲ 中国公務普通旅券を所持している中国人です。
ただ、韓国の法律に違反し、有罪判決を受けたり、出国命令や強制追放の記録のある中国人や不法滞在者などは入国を許可しません。
2002年のワールドカップのときは、入場券所持者などへのビザ発行の簡素化は、行われましたが、韓国政府が、国際スポーツイベント開催をきっかけに、こうしてビザなしでの訪問を許可するのは初めてです。
法務部関係者は、「期限付きではあるが、業界では、破格の措置だと受け止めている。中国人観光客の増加、オリンピック入場券の販売拡大、江原(カンウォン)観光産業の活性化などに役立つだろう」と期待を示しています。
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2017-11-30
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- 平昌冬季五輪 韓国内の協賛金が目標額到達
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来年2~3月に開かれる平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック・パラリンピックの協賛金と寄付金の総額が1兆ウオンを超え、当初の目標額を上回りました。
大会組織委員会が27日明らかにしたところによりますと、韓国内の公営企業や民間企業などによる協賛金と寄付金の総額が1兆92億ウォンとなり、当初の目標額だった9400億ウォンの107.3%に達したということです。
組織委員会によりますと、スポンサーは66社で、2014年のソチ大会の44社や2010年のバンクーバー大会の56社など、これまでの大会より多くなっています。
三星や現代自動車、SK、KTなど韓国の主要20企業のほとんどが名を連ねており、公営企業は韓国電力公社、韓国空港公社、仁川国際空港公社、韓国土地住宅公社などが参加しています。
組織委員会は、「デパートや免税店などこれまでの大会にはない分野でもスポンサー誘致を行った。分野が重なる企業は寄付の形で参加し1兆ウォン以上を達成することができた」と説明しています。
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2017-11-28
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- 江陵KTX 来月22日に開通
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韓国の東西、ソウルと江陵(カンルン)を結ぶ高速鉄道KTXが来月22日、開通されることになりました。
国土交通部が27日、発表したところによりますと、ソウルと江陵を結ぶ江陵KTXの開通式を22日、江陵駅で行い、本格的な運行に入るということです。
開通式には、李洛淵(イ・ナクヨン)国務総理が出席します。
江陵KTXの建設には、合わせて4兆3000億ウォンあまりが投じられました。
この路線は、太白(テベク)山脈を通過してソウルと江陵を直結するため、ソウル駅から江陵駅までの所要時間は、鉄道で5時間以上かかっていたものが1時間54分に短縮されます。
国土交通部の関係者によりますと、「開通日が22日に決まったため、韓国鉄道公社『コレール』は今月30日からこの区間のKTXの乗車券の予約を始める」ということです。
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2017-11-28
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- スケルトンW杯 ユン・ソンビンが2大会連続優勝
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カナダのウィスラーで開かれたスケルトンのワールドカップは29日、韓国のユン・ソンビンが優勝しました。
ユン・ソンビンは合計1分44秒34で金メダルを獲得、2大会連続優勝を果たしました。
アジアの選手でワールドカップ2大会連続優勝は初めてです。
今大会の優勝でユン・ソンビンは世界ランキング1位に上がりました。
ユン・ソンビンは来年2月平昌冬季オリンピックで金メダルが有力視されています。
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2017-11-27
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- 韓国駐在各国大使が平昌へ 康外相が案内
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康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は、25日、韓国駐在の各国大使やアメリカ軍関係者、各国企業の駐在員らを平昌に案内し、平昌オリンピック・パラリンピックを広報しました。
康長官と外交使節団らは、来月から運行が始まるソウルと江陵(カンヌン)を結ぶ路線の江陵KTXに乗って現地入りし、オリンピックとパラリンピックの開会式・閉会式の会場や、主な競技施設を視察しました。
外交部は、各国の外交団は、オリンピックとパラリンピックの際、本国から来賓が韓国にやってくるため、それへの準備で多数の関係者が参加した。平昌オリンピックへの関心が高まることを期待する。また韓国駐在アメリカ軍司令官らが参加したことで、平和で安全なオリンピックにするための韓米間の協力も印象づけられたと語っています。
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2017-11-25
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- 平昌五輪の入場券販売 50%超える
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平昌(ピョンチャン)オリンピック開幕まで70日あまりとなりましたが、国内向けチケットの販売率がようやく50%を超えました。
平昌オリンピック組織委員会によりますと、今月22日までに販売されたチケットは54万枚で、全体の51.2%となりました。
これは最近になって、企業などによる団体購入が増えてきたことによるものとみられています。
組織委員会は、年末までに80%、大会直前には100%の事前販売を目標にしています。
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2017-11-25
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- 五輪期間中の軍事演習 青瓦台「中断決まっていない」
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平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック・パラリンピックが開かれる来年2月から3月までの間、韓米合同軍事演習を行わない案が韓国政府で検討されているもようですが、大統領府青瓦台が、「まだ決まっているものはない」と明らかにしました。
複数の韓国軍の関係者らによりますと、「韓米合同軍事演習を大会期間を避けて1か月遅らせる案を検討している」ということです。
また大統領府青瓦台の関係者らも、「大会期間中に韓米合同軍事演習を行わない案も選択肢の一つだ。全面中止ではなく、日程の調整だ」と話しています。
これは、国連総会で今月14日、採択された平昌冬季オリンピックの期間中の停戦を加盟国に求める決議案を守るためのものとみられます。
また、演習を一時的に中断することで、韓半島の緊張が高まるのを防ぎ、北韓のオリンピック参加を導こうとするメッセージとみられます。
ただ、アメリカが北韓をテロ支援国家に再指定し、独自制裁を強化しているなか、北韓が年内に挑発に出る可能性があることや、演習の中断についてのアメリカの協力を得られるかどうかが鍵となりそうです。
これについて青瓦台の尹永燦(ユン・ヨンチャン)国民疎通首席秘書官は23日、記者に対して、「演習の中断については、これまで議論されたことも、決まっているものもない」と明らかにしました。
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2017-11-24
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- 仁川国際空港第2ターミナル 平昌冬季五輪準備進む
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仁川国際空港の第2ターミナルが正式オープンを55日後に控え、平昌冬季オリンピック選手団を迎える準備が進んでいます。
来年の1月18日に正式オープンする第2ターミナルは、オープンしてから間もなく平昌冬季オリンピックの選手団を迎えます。
仁川国際空港公社の関係者は、準備状況について「施設は100%準備が終わり、システム安定化や運営スタッフの教育を繰り返している」と説明しています。
公社の説明によりますと、平昌オリンピックの選手村がオープンする来年1月30日の前に、現地適応のために事前に入国する選手団や大会関係者が利用できるようにオープン時期を決めたということです。
公社は、オリンピック期間中に仁川空港を訪れる利用客は最大26万4000人に上るとみています。
特に閉幕式翌日の2月26日には、最大2万5000人あまりが空港を利用するとみられます。
公社は、選手団の入国手続きと競技場までの移動、出国手続きまで、きめ細かいく配慮しています。
オリンピック関係者の入国審査をサポートするために事前に配られるPVC(Pre-Valid Card)カードの登録をサポートするために、デスクを第1、2ターミナルの至るところに設置し、大型手荷物を受け取る場所の近くに専用の入国審査台を設けることにしました。
関係者によりますと、冬季オリンピックの場合、選手団の機材が大きく重いものが多く、入国後手荷物を受け取ってから移動する距離を最小化する必要があるということです。
また、出国手続きでも専用の出国場を設け、選手団がファストトラックを利用できるようにする予定です。
空港外の出国手続きサービス(Off the Airport Process·OAP)も提供されます。公社は、平昌選手村・江陵(カンヌン)選手村・ 江陵メディア村の3か所にチェックイン装備30台・手荷物検索用のエックス線検査装備4台・爆発物探知機2セットと、人員を配備する予定です。
また、第2ターミナルは、出入国時の待機空間を拡大し、自動搭乗券の発行など無人自動化サービスを拡大します。
バス・鉄道待合室については、第2ターミナルに統合待合室を配置し、交通センターと旅客ターミナルの距離が59メートルで、第1ターミナルの223メートルより大幅に短縮されています。
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2017-11-24
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- 青瓦台 平昌五輪期間中の韓米軍事演習中断を検討
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韓国政府が、平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック・パラリンピックが開かれる来年2月から3月までの間、韓米合同軍事演習を行わない案を検討しているもようです。
大統領府青瓦台の関係者は23日、連合ニュースとの電話インタビューで、「オリンピック期間中、韓米合同軍事演習を行わない案については、オリンピック開催の成功と北韓との関係を考慮して、かなり前から検討してきたものだ」と明らかにしました。
これは、国連総会で今月14日、採択された平昌冬季オリンピックの期間中の停戦を加盟国に求める決議案を守るためのものとみられます。
同時に、平和的なオリンピックにしたいというメッセージを北韓に伝える意味も含まれています。
大会期間中の停戦に関する決議案は、開催国の韓国が主導し、アメリカ、中国、ロシアを含む150か国余りの加盟国が共同提案したもので、議場の総意により投票なしで採択されました。
韓国とアメリカの間で、合意がなされれば、毎年春に行っている韓米合同軍事演習「キーリゾルブ」や「フォールイーグル」の日程調整が行われる可能性が高くなっています。
大会期間中の韓米合同軍事演習の中断は、韓半島の状況を対話の局面に切り換えられる戦略的手段としても評価されます。
2か月以上挑発を停止している北韓ですが、テロ支援国家への再指定に反発して、いつでも挑発に出る可能性があることから、演習の中断は、韓半島の緊張が高まるのを防ぎ、北韓のオリンピック参加を導く効果もあるということです。
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2017-11-23
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- 聖火リレー 鳥インフルのためルート変更
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韓国南西部全羅北道(チョンラブクド)高敞(コチャン)郡で高病原性鳥インフルエンザが発生したことを受けて、平昌冬季オリンピックの聖火リレーのルートが一部変更されました。
大会組織委員会が21日、発表したところによりますと、全羅北道高敞郡の農家で検出された鳥インフルエンザウイルスが、高病原性であることが確認されたことから20日、急遽全羅南道(チョンラナムド)順天(スンチョン)の湿地を聖火リレーのルートから外したということです。
組織委員会は今後も、鳥インフルエンザの拡大を防ぐため、防疫当局と緊密に連携し、モニタリングを徹底することで、聖火が通る予定のルートに鳥インフルエンザが発生した場合、ただちにルートを変更する方針です。
聖火リレーは現在、全羅南道を巡っていて、今月29日から来月3日まで、全羅北道を巡る予定です。
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2017-11-22
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