与党セヌリ党は6日、倫理委員会を開き、4月の総選挙の比例代表候補を選ぶ過程で候補推薦委員に巨額の献金が渡されたとする疑惑と関連して、関係者を除名する方針を決めました。
中央選挙管理委員会は、セヌリ党の比例代表候補選出の過程で、当時の玄永姫（ヒョン・ヨンヒ）候補が候補推薦委員を務めていた玄伎煥（ヒョン・ギファン）前議員に3億ウォンを渡したとして、検察に捜査を依頼しています。
セヌリ党倫理委員会の慶大秀（キョン・デス）委員長は記者会見で、除名方針を決めた理由について、「党の発展に深刻に有害な行為をし、党の威信を毀損したため」と説明しました。
比例代表で当選した玄永姫議員の除名は議員総会の3分の2の賛成で、玄伎煥前議員に対する除名は最高委員会の多数決で最終的に決まります。
この問題と関連しては、党内で黄祐呂（ファン・ウヨ）代表の辞任を求める声も出ており、今後の動きに関心が寄せられています。

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