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新しい対北韓制裁 中国による徹底履行がかぎか

ニュース2017-09-12
新しい対北韓制裁 中国による徹底履行がかぎか

国連安全保障理事会が新たに採択した対北韓制裁決議について、成果をあげられるかどうかのかぎを握っている中国の今後の動きに注目が集まっています。
今回の決議の柱となっているのは、北韓への原油供給を3割ほど減らし、北韓産の繊維製品の輸入を禁じる内容で、いずれも中国との関係が深いとされています。
KOTRA=大韓貿易投資振興公社によりますと、北韓の対外貿易における国別依存度で、中国への依存度は去年の時点で92.5%と、3年連続で90%を上回っています。
中国政府は12日、国連安保理決議について、「決議内容が全面的かつ完全に履行されることを望む」との外務省報道官談話を発表しました。
表向きには決議の徹底した履行を呼びかけていますが、中国がこれまでやってきたように、丹東から川向かいの北韓の新義州(シニジュ)につながっている油送管を使って北韓にただで原油を供給したり、第3国を経由して北韓から輸入するなどの方法で制裁をかいくぐれば、実効性をあげることはできないと懸念する見方も少なくありません。
中国は、北韓への原油供給について、2014年から供給量を公開しておらず、制裁を履行しているかどうかの確認が難しいと指摘する声も出ています。
新たに制裁に含まれた繊維製品についても、制裁が履行されるかどうか、疑問視する声があり、中国が今後、どれほど真剣に制裁履行に臨むのかに注目が集まっています。

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