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ビーガン米特別代表 北韓の「明るい未来」具体案携えて実務接触か

ニュース2019-06-18
ビーガン米特別代表 北韓の「明るい未来」具体案携えて実務接触か

アメリカ国務省のビーガン北韓担当特別代表は、来週、韓国を訪問した際に、アメリカが強調してきた北韓の「明るい未来」について具体案を示すという観測が出ています。
外交筋によりますと、ビーガン代表は、最近、北韓の農業と製造業に加え、元山葛麻(ウォンサンカルマ)海岸観光地区などの観光産業の発展計画案をまとめるよう、アメリカのシンクタンクと学界に求めたということです。
元山葛麻海岸観光地区は、北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が建設現場を視察するなど、特に力を入れている事業とされています。その元山葛麻海岸観光地区に、韓国とアメリカが共同投資する内容などが計画案に盛り込まれるものとみられています。
こうした計画案は、アメリカが要求するレベルの非核化措置を北韓が約束し、履行することが前提になります。
ビーガン代表は、6月末の韓米首脳会談を前に、北韓の産業発展に向けた具体案を携え、軍事境界線がある板門店(パンムンジョム)で北韓側と実務接触を行うとの観測が出ています。

[Photo : YONHAP News]

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