6.25韓国戦争、そして 70年のパノラマ

1950年6月25日日曜日午前4時 北韓軍の奇襲攻撃によって始まった民族の悲劇、韓国戦争 そして、その後の70年… 銃声と砲声、戦争の爪痕による叫喚は止んで久しいですが、 分断の悲しみは、今なお終わっていません。 ときには衝突し反目したものの、決して諦めることなく 平和な、ひとつの祖国を目指し歩んできた70年を振り返ります。

VIEW MORE
scroll down

ニュース

北韓の発射体の残骸 引き揚げ作業が難航 主なニュース 北韓の発射体の残骸 引き揚げ作業が難航 韓国軍は、韓半島西の海、西海(ソヘ)に墜落した北韓の発射体の引き揚げ作業を続けています。    韓国軍は先月31日、発射体の残骸が韓国西部・於青島(オチョンド)の西方およそ200キロの海上に浮いているのを発見し、1段目と2段目をつなぐ部分とみられる円筒型の物体の引き揚げに成功しました。   ただ、ロケットの2段目とみられる長さおよそ15メートルの残骸は、水深75メートルの海底に沈み、韓国軍は引き続き引き揚げを試みています。   韓国軍は、当初、今月3日までに引き揚げたいとしていましたが、作業が難航し、現在、引き揚げの目途は立っていません。   合同参謀本部の関係者は5日の記者会見で、「現場海域の潮の流れが速く、水中の視界が良くないため、作業が難航している。引き揚げ完了の時期を予測するのは難しい」と述べました。   現在、3500トン級の救助艦「統営(トンヨン)」と「光陽(クァンヤン)」、3200トン級の「清海鎮(チョンヘジン)」、それに航空機が数機投入され、引き揚げと残骸の探索を行っています。   韓国軍は、引き揚げた残骸を京畿道(キョンギド)平沢(ピョンテク)の海軍基地に移し、アメリカ軍と共同で調査する方針です。   李鐘燮(イ・ジョンソプ)国防部長官は3日、訪問先のシンガポールでアメリカのオースティン国防長官と会談し、韓米両国による合同調査に合意しています。   一方、合同参謀本部は、北韓が予告している2回目の発射の時期について、「北韓が認めているエンジンや燃料に関する問題が解決した段階で発射する可能性がある」としています。 2023-06-05
韓日米北韓のミサイル警戒情報共有 年内開始へ 主なニュース 韓日米北韓のミサイル警戒情報共有 年内開始へ 韓日米の国防相は、北韓のミサイル発射に関する情報をリアルタイムで共有するシステムの運用を年内に開始する方針で一致しました。   李鐘燮(イ・ジョンソブ)国防部長官は3日、アジア安全保障会議、通称シャングリラ会合出席のため訪問していたシンガポールで、日本の浜田防衛大臣、アメリカのオースティン国防長官と会談しました。   会談で3者は、北韓の大量破壊兵器や弾道ミサイル発射について、深い懸念を示し、北韓に対して、韓半島の緊張を高める無責任な行動を即時やめるよう求めました。   また、北韓のミサイルに関する警報情報をリアルタイムで共有するシステムの運用を早期に開始する方針で一致しました。本格的な運用開始は、年内を目指しているということです。   韓国とアメリカ、そして日本とアメリカの間では、リアルタイムでそれぞれ警報情報が共有されていますが、韓国と日本は、現在、アメリカを介して情報共有を行っています。   3か国は去年11月の首脳会談で、ミサイル警戒情報をリアルタイムで共有する方針に合意し、ことし4月の実務者協議では、アメリカのシステムを経由する共有の方式を決めていました。   今回の会談ではさらに、潜水艦への対応やミサイル防衛などの共同訓練を定例化することでも合意しました。   韓日米国防相会談は2022年6月以来1年ぶりです。   李長官は4日には、日本の浜田防衛大臣と会談し、2018年に韓国海軍の艦艇が日本の海上自衛隊の哨戒機に向けて火器管制レーダーを照射したと日本側が主張している問題について、再発防止に向けた協議を加速する方針で一致しました。   北韓への対応を優先するため、事実上、韓日間の問題を棚上げした形となっています。   また、北韓が5月31日に弾道ミサイル技術を用いて「宇宙発射体」を打ち上げたことについては、韓日の国防相が、「国連安全保障理事会の決議に反するもので、強く糾弾する」と批判しました。   その上で、「北韓の核とミサイルの脅威の抑止や対応に向け、韓日・韓日米の安保協力を一層進展させるとともに、韓日国防当局間の協力拡大が重要だ」と強調しました。 2023-06-05
米の北韓担当高官「緊張高める北の行動は代価伴う」 主なニュース 米の北韓担当高官「緊張高める北の行動は代価伴う」 アメリカのソン・キム北韓担当特別代表は、北韓の核の脅威について、「韓国に対するいかなる核攻撃にも、圧倒的かつ断固たる対応を取る」と明らかにしました。    キム代表は現地時間の3日、聯合ニュースに対して、「北韓の緊張を高める行動には、代価が伴うことを明確にすることが重要だ」と強調しました。   また、韓半島情勢については、北韓の脅威的かつ無責任な行動が続いており、非常に厳しい状況だとしたうえで、国際的な対応などをめぐり、韓国や日本など同盟国と緊密に協議していることを明らかにしました。   また、北韓に対する拡大抑止力を強化するため4月の韓米首脳会談で採択された「ワシントン宣言」に則って、韓国と域内の核の脅威に直接対応することになると強調しました。   キム代表はさらに、中国とロシアの反対によって、国連安保理としての一致した意見が出せずにいる状況で、北韓が弾道ミサイルの発射を増やしたと指摘しました。   北韓との非核化交渉の再開については、さまざまなルートを通して対話を呼びかけており、これには人道主義に基づいた協力と新型コロナウイルス関連の支援に関する具体的な提案も含まれていると明らかにしました。   ただ、北韓からは返事が無いということです。 2023-06-05
金与正氏 安保理緊急会合に不快感「打ち上げ続行」 主なニュース 金与正氏 安保理緊急会合に不快感「打ち上げ続行」 北韓が軍事偵察衛星の打ち上げとしてロケットを発射したことを受け、国連が緊急会合を開催したことについて、金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長は、「非常に不快だ」と反発したうえで、打ち上げを続ける立場を示しました。    金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の妹の金第1副部長は4日、朝鮮中央通信に談話を発表し、「国連安保理がアメリカの思惑通りに北韓の主権的権利の行使を問題視していることを非常に不快に感じている」と批判しました。   そのうえで、「われわれは違法的な制裁決議を一度も認めたことはなく、今後もこの立場は決して変わらない」と強調し、北韓への制裁は不当だと主張しました。   そして、「アメリカとその追従勢力が、自分たちの選択が誤っていたことを自覚するまで、一貫して強力な対応を取り、われわれがすべきことを続けていく」と述べ、軍事偵察衛星の打ち上げを今後も続ける立場を明らかにしました。   一方、北韓は、IMO=国際海事機関が北韓のミサイル発射を糾弾する決議を初めて採択したことを受け、今後は衛星の打ち上げを事前通告しない可能性を示唆しました。   朝鮮中央通信は4日、「われわれは衛星の打ち上げを事前通告したが、IMOは反共和国決議を採択したため、IMOが事前通告は必要ないとする公式の立場を表明したと見なす」と主張しました。 2023-06-05
Making Peace Together Making Peace Together 「2018南北首脳会談平壌」 日時:2018年9月18日(火)~2018年9月20日(木) 場所:平壌(北) 結果:9月平壌共同宣言 VIEW MORE
韓半島情勢日誌 韓半島情勢日誌 VIEW MORE