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韓日米国防相会議開催、日米「GSOMIA」で韓国を圧力

ニュース2019-11-18
韓日米国防相会議開催、日米「GSOMIA」で韓国を圧力

鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部長官とアメリカのエスパー国防長官、日本の河野太郎防衛相は17日、タイ・バンコクで韓日米国防相会談を開催しました。
この会談で日米両長官は、GSOMIA=韓日軍事情報包括保護協定について直接言及はしませんでしたが、情報共有の重要性を強調し、韓国に圧力を加える形となりました。
エスパー長官は、会談に先立ち冒頭発言で、「私たちは、同盟国の間での情報共有の重要性について議論する」と述べました。
また、河野防衛相は、「私たちは、北韓の核兵器とミサイルの廃棄と関連し、具体的な進展を未だ確認できていない」とし、「このような状況で、私たちがすべきことは、3国間の防衛協力を引き続き強化し、域内の平和と安定を維持するためのあらゆる努力を傾けることである」と強調しました。
一方、鄭長官は、「最近の域内の安全保障環境は、過去の葛藤と対立の対決構図に逆戻りするか、明るい未来に向かう協力と共生の新たな時代に進むかという歴史の分かれ道に立っている」とし、「隣国であり友好国である韓日両国も、歴史や政治、経済の問題により、安全保障が様々な難関にぶつかっている」と指摘しました。
国防部は、会談後に発表した報道資料を通じて、「3国の国防相は、韓日米3国や多国間の安全保障協力が、域内の平和と安定の維持において重要な役割を担っていることを強調し、情報共有や高官級政策協議、合同軍事演習を含め、3国の安全保障協力を強化していくことで一致した」と明らかにしました。
一方、北韓問題については、「韓半島の完全な非核化と恒久的な平和定着の達成に向けた外交的努力において、韓日米3国が緊密に連携することにした」とし、「最近の北韓の弾道ミサイル発射に関する各国の評価を共有し、動向を引き続き注視することにした」と説明しました。
また「3国の国防相は、北韓による違法な海上取り引き、いわゆる瀬取りの抑制や防止、根絶に向けた国際協力を含め、国連安保理決議を徹底して履行しなければならないとする国際社会の公約が重要である点を強調した」ということです。

[Photo : YONHAP News]

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